マーケティング基礎をご紹介!ゼロスタートでも分かる!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『マーケティング基礎』〜
これまで、就活中に必要な内容の記事や、ビジネスフレームワークをご紹介してきました。
もう52記事も投稿してたみたいで、早いなぁと思いますね。
で、今回は、何について書こうかなって悩みました。
私もあと2週間で正式に入社となるので、インターン中のマーケティング研修の再確認とともに、マーケティングに興味のある就活生や社会人の方にお届けできたらなと思った次第です!!
なるべく難しい言葉を使わずに、噛み砕いて、分かりやすいようにご紹介していきたいと思います。
それでは、マーケティングを一緒に勉強していきましょう〜
マーケティングとは
今回、ご紹介するのは、マーケティングです。
マーケティングの全てをお伝えすると、めっちゃ長くなるので、今回は、マーケティングの大枠をご紹介できたらと思います。
では、いってみましょう〜
概要
マーケティングとは?と聞くと、大体の人が、「市場調査」って答えます。
私も就活を始めた頃はそう思ってました。笑
しかし、実際に調べてみると、「商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全家庭にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。」と出てきます。
何言ってるか分かんないですよね。笑
ということで、ずばり!
『マーケティングとは、営業しなくても売れる仕組みを作ること』
言い換えると、こういうことです。
『マーケティングとは、選ばれる必然を作ること』
選ばれる必然とは
選ばれる必然を作るには、顧客の「欲しい」を引き出す必要があります。
顧客が「欲しい」と思うのは、その商品自体が欲しいわけではなく、商品によって得られる価値が欲しいからです。
例えば、時計を買う時は、時計が欲しいのではなく、時間を確認できるものだったり、ブランド物を身に着けることだったりのような、時計を通した「価値」が欲しいわけです。
それを引き出すためには、顧客と商品の接点を制することが必要になってきます。
- 消費者の頭の中を制する
- 買う場所を制する
- 使用体験を制する
これらを制するために、マーケティングを行うというわけです!
目的
マーケティングを行う目的は、主に以下の通りです。
- 認知度を上げる
- リード(見込み客)の最適化と利益の最大化
- 新たなリードを獲得する
- ユーザーによるシェアを生み出す
- コンテンツの収益化
- 顧客囲い込み戦略の実施
- SNSのエンゲージメントを増やす
- トレンドを追う…
他にも企業やプロジェクトによって色々あると思いますが、上記が主な目的です。
マーケティングの流れ
ここまで簡単にマーケティングについてご紹介してきました。
ここからは、より具体的な内容をご紹介していきたいと思います。
マーケティングを行うには、順番があります。
- 顧客は誰なのか?
- 競合はどこなのか?
- 差別化ポイントは?
- 価値が伝わるメッセージは何か?
この順番で行うことで、顧客の「欲しい」に対して、アプローチすることができます!
では、ぞれぞれについてご紹介していきます。
顧客
まず、「顧客は誰なのか?」ということです。
顧客の欲しいを引き出すためには、顧客視点で考えることが非常に大事です。
ここを間違えると、企業は一気にダメージを受けます。
失敗例と成功例はこの後ご紹介しますね。
つまり、それくらい顧客を誰にするのかが大事というわけです。
そして、その顧客は自社の強みが生きる顧客でなくてはいけません。
そんな顧客を定めるには、以下の順番で行います。
- セグメンテーション&ターゲティング
- ペルソナ
では、それぞれについてもこの後ご紹介していきます。
失敗例&成功例
失敗例として、大塚家具をご紹介します。
以前は、富裕層の顧客が多く、そこに当てた商品を作っていました。ところが、ニトリのような低価格でバリュエーション豊富な企業が売れてきたため、その路線に変更しました。すると、一気に売上が下がり、赤字となりました。
この原因は、本来の顧客を見失ったためです。
その反対に、成功例として、スタバをご紹介します。
スタバは、今や知らない日違いネイト言えるくらいに有名なコーヒー屋です。
ドトールも有名ですが、スタバはドトールと正反対の顧客を狙うことによって、そこにいた顧客の「欲しい」を引き出すことに成功しました。
また、不況になった時も、定めた顧客に対するアプローチを揺るがしませんでした。
その結果、スタバブランドが確立され、多くの顧客に支持されているというわけです。
セグメンテーション
セグメンテーションとは、市場の細分化です。
顧客を決定する際に、「じゃあ、市場の中から決めて」と言われても無理ですよね。
そうなった時に、まずは、市場を分類することから始めます。
それがセグメンテーションです。
セグメンテーションには2種類存在します。
- 統計的側面
- 心理的側面
簡単にいうと、統計的側面は、性別や年齢、地域などで分けること。心理的側面は、市場の顧客が求める価値で分けることです。
この2つを軸に、市場をセグメンテーションしていきます。
ターゲティング
ターゲティングとは、セグメンテーションをした市場の中からどこを狙うかを決めることです。
簡単に言うと、狙いの特定ですね。
ターゲティングをする際は、「売り手」と「買い手」がwin=winの関係になることが大切です。
セグメンテーションとターゲティングを詳しくご紹介した気があるので、詳しくはこちらをご覧ください!
sacchimarketing.hatenablog.com
ペルソナ
ペルソナとは、商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルです。
これじゃあ、難しいですよね。笑
簡単に言うと、ターゲティングで決めたターゲットの中でも典型的なユーザー像のことです。
また、ペルソナには3つのメリットがあります。
- メンバー間の共通認識
- ユーザー視点の 精度向上
- 効率化&生産性の向上
詳しくは、以前まとめた記事があるので、こちらをご覧ください。
sacchimarketing.hatenablog.com
競合
続いて、「競合はどこなのか?」です。
競合を正しく把握してないと、対策すらできないまま、競合に負け、利益にならない、なんてことになりかねません。
それくらい競合を把握しておくことが大切なのです。
まず、競合には2種類存在します。
- 直接競合:同じ商品を提供
- 間接競合:同じ価値を提供
つまり、競合は顧客の頭の中に浮かぶ選択肢の全てであるというわけです。
これは「顧客が求める価値」で決まります。
例えば、友達と遊びに行こうと思えば、「ショッピング」「遊園地」「水族館」「カラオケ」「映画」「飲食店」などが候補に上がるでしょうか。
これら全てが競合になるというわけです。
顧客目線に立ち、自社やプロジェクトの競合はどこなのかをしっかり把握しましょう。
差別化
続いて、「差別化ポイント」です。
競合に勝つためには差別化を行う必要があります。
差別化ポイントというのは、他と比べて優れている点ではなく、違う点を見つけることです。
しかし、差別化は単にすればいいわけではありません。
- その差別化ポイントは独自資源に基づくものなのか
ここが弱いと、競合他社にすぐに真似されてしまいます。
つまり、独自資源と差別化ポイントは連動しておく必要があります。
メッセージ
最後に、「価値が伝わるメッセージ」です。
顧客を決めて、競合を知り、そこに対して差別化をする。
最後は、それをどう伝えるかです。
その方法として、USPというものがあります。
USPとは、消費者に対する独自な販売条件や提案のことを言います。
よく間違えられるのが、USP≠強みです。
USPは、競合他社ができることでも、強い約束をすることによって差別化になります。
これをうまく利用しているのは、「ホットでフレッシュなピザを30分以内にお届けします。もし、30分以上かかったら、ピザの料金はいただきません。」で有名なドミノピザです。
このように他社ができることでも、宣言することで、差別化につながります。
ここまでがマーケティングの大枠になります。
まとめ
これらがうまくいけば、マーケティングの理想である「営業しなくても売れる仕組みを作ること」ができます。
これがなかなか難しいんですよね。
そんなことに私は、無知の状態にも関わらずやってやろうとしていました。
去年の自分が怖いです。笑
でも、入社前にこうやって勉強できるのは幸せだなと思います。
読んでくれたあなたはどうでしょうか?
マーケティングに興味が湧いてきたでしょうか?
これを読んで興味を持ってくれるだけで光栄ですが、欲を言えば、マーケティング業界に進んでくれると、めっちゃ嬉しいです!
そんな嬉しい報告をお待ちしてます。