マーケティングだけでなく、あらゆる時に使われるペルソナをご紹介!ゼロスタートでも大丈夫!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
最初に言っておきますが、私はマーケティングのプロではございません!
ただ、インターン先はマーケティング事業部のため、日々勉強しています。そんな中で、私の経験が誰かの役に立てたらと思って、このブログを書いています。
「難しい用語は無理……」と思う方に、ぜひ読んでほしい、そんなブログです!
ということで、これまで7つの市場分析の方法をご紹介してきました。「まだチェックしてないよ」って方で気になる方はぜひ、下のリンクからチェックしてほしいなと思います。
さて、話は変わりますが、ペルソナって説明できますか?
「言葉自体は聞いたことあるよ」って方は多いんじゃないでしょうか。
ビジネスシーンでは商品を考える際や新規事業を立ち上げる際など、様々なシーンで、ペルソナを使います。でも、ペルソナを具体的に説明できますか?
なんとなくは分かっていても、説明まではできない方もいるんじゃないかなと思います。
ということで、今回は、ペルソナについてご紹介していきたいと思います。
それでは、早速いってみましょう。
ペルソナとは
今回ご紹介するのは、ペルソナです。ペルソナは、ターゲットを明確にし、ターゲットのことを詳しく知るための分析方法です。
3C分析でいう、顧客(Customer)を分析する際に使います。
それでは、詳しい内容にいってみましょう。
概要
ペルソナとは、商品・サービスを利用する代表的な顧客像のことです。
仮想ではありますが、名前や年齢や性別、居住地、職業、年収、趣味、家族構成、ライフスタイルなど、実際にその人が存在しているかのように、リアリティのある情報を設定します。
目的
ペルソナを設定する目的は大きく分けて2つあります。
- アプローチする顧客のことを詳しくイメージするため
- 企画に携わるメンバー間でのターゲットイメージのズレをなくすため
また、上記2つの点が達成されることにより、無駄なタイムロスが無くなったり、議論の質をあげることもできます。
方法
続いて、ペルソナ設定の方法を順にご紹介します。
ターゲットのイメージを決める
まず、ターゲットとなる顧客をイメージします。どんな人なのかある程度イメージした中で、ペルソナの一人を決定します。
ペルソナの設定項目を決める
情報を集める前にペルソナの設定項目を決めます。出来るだけ詳しい情報まで設定するようにしていきます。
設定項目の例は以下の通りです。
- 名前
- 年齢
- 性別
- 血液型
- 居住地
- 職業
- 年収
- 趣味
- 恋人の有無・未婚・既婚
- インターネット利用度
- 好きなもの(本や映画、食べ物、音楽、芸能人など)
- 休日の過ごし方
- ライフスタイル…
上記は一例ですが、おもにこのような項目が挙げられます。さらに項目を増やすことでより具体的なペルソナを設定できます。
調査を行う
先ほど設定した項目を埋めていくのですが、想像だけで行ってしまうのはいけません。自分の想像が実際とズレている可能性もあるので、想像だけではなく、出来るだけ調査を行います。
関係者にインタビューやアンケート、観察を行い、情報を収集するようにします。
情報を整理する
集めた情報をペルソナシートに書き出して整理します。
仮説検証を繰り返す
ペルソナは書き出した後も、何度も修正を行っていきます。整理してまた調査をして整理するというように、何度も繰り返すことで、より正しく具体的なペルソナ像を作成します。
全体から分かること
ペルソナを設定することで、具体的な人物像をイメージだけでなく、言語化することができます。言語化をすることで、より具体的なイメージができ、メンバー間でのズレのない意思疎通にも繋がります。
つまり、ターゲットに対して直接アプローチできるような商品やサービスを提供できるようになります。
例を挙げてみると
ここまで文章の説明のみだったので、ここからは実際にペルソナを設定してみたいと思います。
今回は、「バドミントンの最新モデルのラケット(ヨネックス)」のペルソナを設定してみます。
全体の参考文献は以下になります。短く分かりやすくまとまっているので、おすすめの一冊です。
まとめ
今回は、ペルソナについてご紹介しました。
ペルソナはフレームワークの中で一番使用するんじゃないかなと思います。就活中にも、インターン体験の場でペルソナ設定をやるくらいです。
こんな感じというのは分かっていても、正しく理解していないと、突き詰めてペルソナを設定できません。 また、目的を知っているのと知らないのとでは、メンバー間でズレが生じる原因にもなります。
正しく認識して、より良い顧客分析が行えるようにしたいですね。
次回は、共感マップについてご紹介します。お楽しみに!