sacchimarketingのブログ

22歳インターン生です。就活に不安を抱えている人や新たにマーケティングを勉強したい人に向けたブログです。私が実際に体験したインターンのことや、今、インターンで勉強しているマーケティングに関して、投稿しています。ちらっと読んでいただけると嬉しいです。

マーケティングだけでなく、あらゆる時に使われるペルソナをご紹介!ゼロスタートでも大丈夫!

こんにちは、さっちーです。

現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。

 

最初に言っておきますが、私はマーケティングのプロではございません!

ただ、インターン先はマーケティング事業部のため、日々勉強しています。そんな中で、私の経験が誰かの役に立てたらと思って、このブログを書いています。

 

「難しい用語は無理……」と思う方に、ぜひ読んでほしい、そんなブログです!

 

ということで、これまで7つの市場分析の方法をご紹介してきました。「まだチェックしてないよ」って方で気になる方はぜひ、下のリンクからチェックしてほしいなと思います。

https://sacchimarketing.hatenablog.com/

 

さて、話は変わりますが、ペルソナって説明できますか?

「言葉自体は聞いたことあるよ」って方は多いんじゃないでしょうか。

 

ビジネスシーンでは商品を考える際や新規事業を立ち上げる際など、様々なシーンで、ペルソナを使います。でも、ペルソナを具体的に説明できますか?

なんとなくは分かっていても、説明まではできない方もいるんじゃないかなと思います。

 

ということで、今回は、ペルソナについてご紹介していきたいと思います。

 

それでは、早速いってみましょう。

 

 

ペルソナとは

今回ご紹介するのは、ペルソナです。ペルソナは、ターゲットを明確にし、ターゲットのことを詳しく知るための分析方法です。

3C分析でいう、顧客(Customer)を分析する際に使います。

 

それでは、詳しい内容にいってみましょう。

 

概要

ペルソナとは、商品・サービスを利用する代表的な顧客像のことです。

仮想ではありますが、名前や年齢や性別、居住地、職業、年収、趣味、家族構成、ライフスタイルなど、実際にその人が存在しているかのように、リアリティのある情報を設定します。

 

目的

ペルソナを設定する目的は大きく分けて2つあります。

  1. アプローチする顧客のことを詳しくイメージするため
  2. 企画に携わるメンバー間でのターゲットイメージのズレをなくすため

また、上記2つの点が達成されることにより、無駄なタイムロスが無くなったり、議論の質をあげることもできます

 

方法

続いて、ペルソナ設定の方法を順にご紹介します。

 

ターゲットのイメージを決める

まず、ターゲットとなる顧客をイメージします。どんな人なのかある程度イメージした中で、ペルソナの一人を決定します。

 

ペルソナの設定項目を決める

情報を集める前にペルソナの設定項目を決めます。出来るだけ詳しい情報まで設定するようにしていきます。

設定項目の例は以下の通りです。

  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 血液型
  • 居住地
  • 職業
  • 年収
  • 趣味
  • 恋人の有無・未婚・既婚
  • インターネット利用度
  • 好きなもの(本や映画、食べ物、音楽、芸能人など)
  • 休日の過ごし方
  • ライフスタイル…

上記は一例ですが、おもにこのような項目が挙げられます。さらに項目を増やすことでより具体的なペルソナを設定できます

 

調査を行う 

先ほど設定した項目を埋めていくのですが、想像だけで行ってしまうのはいけません。自分の想像が実際とズレている可能性もあるので、想像だけではなく、出来るだけ調査を行います

関係者にインタビューやアンケート、観察を行い、情報を収集するようにします

 

情報を整理する

集めた情報をペルソナシートに書き出して整理します。

 

仮説検証を繰り返す

ペルソナは書き出した後も、何度も修正を行っていきます。整理してまた調査をして整理するというように、何度も繰り返すことで、より正しく具体的なペルソナ像を作成します。

 

全体から分かること

ペルソナを設定することで、具体的な人物像をイメージだけでなく、言語化することができます。言語化をすることで、より具体的なイメージができ、メンバー間でのズレのない意思疎通にも繋がります。

つまり、ターゲットに対して直接アプローチできるような商品やサービスを提供できるようになります。

 

例を挙げてみると

ここまで文章の説明のみだったので、ここからは実際にペルソナを設定してみたいと思います。

今回は、「バドミントンの最新モデルのラケット(ヨネックス)」のペルソナを設定してみます。

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全体の参考文献は以下になります。短く分かりやすくまとまっているので、おすすめの一冊です。

 

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

 

 

まとめ

今回は、ペルソナについてご紹介しました。

ペルソナはフレームワークの中で一番使用するんじゃないかなと思います。就活中にも、インターン体験の場でペルソナ設定をやるくらいです。

こんな感じというのは分かっていても、正しく理解していないと、突き詰めてペルソナを設定できません。 また、目的を知っているのと知らないのとでは、メンバー間でズレが生じる原因にもなります。

正しく認識して、より良い顧客分析が行えるようにしたいですね。

 

次回は、共感マップについてご紹介します。お楽しみに!