PREP法とは?説得力のある構成の仕方を徹底解説します!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『PREP法』〜
PREP法って何かの略なんだとは思いますが、初めて聞いたときは、なんの略かは全くイメージができませんでした。笑
普通に生活してたら聞くことないですもん。
知らなくても仕方ない…ということにしておきます。笑
なので、今回はPREP法が一体なんなのか。
色々勉強したので、それをご紹介できたらと思います。
では、早速いってみましょう〜
PREP法とは
今回ご紹介するのは、PREP法です。
PREP法とは、結論を明確にして話を組み立てる方法です。
この後、詳しい概要と目的や方法をについて、順にご紹介していきます。
では、詳しい概要からいってみましょう〜
概要
PREP法とは、プレゼンテーションや文書作成などの場面で使用される、論理的に説得力のある構成を考えるための方法です。
「結論(Point)」「理由(Reason)」「具体例(Example)」「結論(Point)」の4つのステップで構成されています。
ここまで読むと、「あ、これをPREP法って言うんや!」って思った方、いるんじゃないでしょうか?
私はそう思いましたね。笑
この文章構成の仕方は結構有名ですよね。
社会人の方だけでなく、ブロガーの方だったり、就活生の履歴書やESでも、この構成が推奨されています。
PREP法の構成を用いて文章作成をすれば、読みやすく簡潔で説得力のある文章を書くことができます!
構成
先ほどPREPの4ステップをご紹介しましたが、もう少し詳しくご紹介していきます。
- 結論(Point):結論を述べる
- 理由(Reason):結論に至った理由を説明する
- 具体例(Example):理由を事例や具体例を用いて説明する
- 結論(Point):理由や具体例を踏まえた上で、結論をもう一度述べる
「これだけじゃイメージしづらい」っていう方もいると思います。
なので、簡単な例文を用意してみました。
こんな感じをイメージしてください!
- 〇〇です。
- なぜなら、〇〇だからです。
- 例えば、〜〜。
- よって、〇〇になります。
「あ、はいはい!なるほど。」と思っていただけたでしょうか?
目的
PREP法の目的は以下の通りです。
- 伝えたい内容を簡潔にかつ分かりやすく伝えるため
これです!
文章作成に慣れていないと、だらだらとした文章になってしまいがちです。
そうなると、どこが大事なのか受け取り手は分かりづらくなってしまいます。
それを防ぐために、結論を最初に押さえることで、何を伝えたいのかを明確にすることができます。
メリット
PREP法のメリットは、以下の3つです。
- 要点が記憶に残りやすい
- 時間のロスを防げる
- 話が理解しやすい
メリット1:要点が記憶に残りやすい
PREP法では、最初に要点を持ってくるため、印象に残りやすい文章構成になってます。
文章の最中ではなく、最初と最後に、要点を「どん!」と持ってくることが大切というわけです。
普段、話を聞いていたり、何かを見ている時って、最初と最後をよく覚えている、なんてことありませんか?
これは、心理学できちんと証明されています。
PREP法は、この心理学に乗っ取って、最初と最後に要点を持ってきているため、人間の脳の特性を生かした文章構成になっていると言えますね。
メリット2:時間のロスを防げる
PREP法では、まず最初に結論を述べます。
そうすることで、読み始めから、文章の概要を理解することができます。
これは、ビジネスの場においてはもちろん大切です。
しかし、それだけでなく、ブログなどのライティングをする際にも大切です。
例えば、ググって開いたページの最初の方に知りたいことが書いてなさそうだったら、戻って他のページを開くことはありませんか?
そうなってしまうと、最後まで読んでもらうことが難しくなります。
また、読んでもらうためだけでなく、SEO対策をするにしても、最初に要点を持ってくることは大切です!
メリット3:話が理解しやすい
PREP法では、最初に結論を持ってくるので、それを念頭に話の続きを聞くことができます。
そのため、話の軸もぶれにくく、理解を深めることができます。
話を聞いていて、「で、何が言いたいの?」って思ったことありませんか?
要点がわからないまま、話を聞き続けるのは頭も使いますし、自分で整理しながら聞かないといけないので、疲れますよね。
相手にストレスを与えないことも大切です!
方法
では、ここからはPREP法を用いたやり方をご紹介していきます。
簡単な流れをご紹介していきますね。
方法1:結論を考える
まずは、PREP法のP、結論の部分から考えていきます。
文章を書く際は、どんなことを書くのか決まっていると思うので、その中でも一番伝えたいことはなんなのか、結論を整理します。
この結論は、伝えたいことを明確にし、簡潔に伝わるものでなければいけません。
その際、自分の意見の押し付けをするのではなく、相手が聞きたいだろうことを持ってくることもポイントです。
方法2:理由を考える
続いて、PREP法のR、理由の部分を考えます。
ここでは、先ほど考えた結論を主張する理由を考えます。
この際、ロジックツリーのWhyツリーを用いたり、その結論に「なぜ?」を繰り返し問うてみたりなどして、理由や根拠を深掘りしていくと、いいですよ。
ロジックツリーのやり方をまとめた記事があるので、参考になればと思います。
sacchimarketing.hatenablog.com
方法3:具体例を考える
続いて、PREP法のE、具体例を考えます。
ここでは、具体的な例や経験を用いて、結論や理由の補足をします。
数字を使ったり、その時の気持ちを含めることで、受け取り手が具体的なイメージができるようにします。
あなたのことを知らない人でも、その具体例がイメージできるように、文章を考えましょう。
方法4:結論を考える
最後に、PREP法のP、結論ですね。
この際、冒頭で考えた結論を改めて述べます。
ただ、冒頭の結論を繰り返すのではなく、理由や具体例を踏まえた上で、結論を持ってこれるとなお良しです!
また、相手に促したい行動があれば、行動内容とその方法を伝えることも可能です。
以上がPREP法を用いた文章の作成方法です。
PREP法を用いた例文
では、最後にいくつか文章例をご紹介していきたいと思います。
「ここまで読んだけど、いざやってみようと思うと、難しい」という人もいるのではないでしょうか?
そんな人のために、今から例文をご紹介しますので、参考にしていただければと思います!
私が実際にESで使用したものもご紹介します。
では、いってみましょう〜
例文:1
- タイトル:強み
「行動力、これが私の強みです。
これまでの人生を振り返った時、通常では選択しない道を選択してきて、今の私があると思っているからです。
例えば、私はバドミントンで今までの進路を決めてきました。そのため、中高大と地元を離れて進学しています。それにより、バドミントンのレベルが上がったのはもちろんのこと、自立に繋がり、責任力や考える力、PDCAを回す力なども身に付けることができました。
これらを身につけられたのは、行動力があってのことだと思っています。」
これはPREP法を完全に利用したものです。
イメージしやすいんじゃないかなと思います!
例文:2
- タイトル:志望動機
「私が志望する理由は2つあります。1つ目は、「同世代と違う道を歩こう!」という言葉や企業理念に共感したからです。2つ目は、食事会に参加した際に、皆さんのようになりたい、皆さんと働きたいと思ったからです。自分に自信を持って話す皆さんの姿は本当にかっこよく、私の理想です。入社できれば、貪欲に学び、自分自身の成長に繋げ、貴社のこれからを皆さんと作り上げていきたいと考えています。」
これは、最初に要点をまとめるという点で、PREP法を活用した例です。
志望動機では、最初に簡潔に大きな理由を述べ、その説明を入れ、最後に「入社したらこういうことを活かして、こういうことをやりたいと考えています。」という締め方をすると、スッキリします。
例文:3
タイトル:趣味
「私の趣味は、音楽を聴くことやLIVEに行くことです。
音楽は私にとって、生活の一部であるくらい好きです。
私の人生において、辛い記憶も楽しい記憶も音楽がともにありました。辛い時は、音楽を聴いて元気をもらったり、試合の直前には音楽を聴いてテンションをあげたりしていました。今も、家にいるときや移動中にも音楽を聴いています。
これからもこの趣味を大切に、音楽を楽しみながら、充実した人生にしていきたいなと思っています。」
これもPREP法を完全に活用した例です。
以上が例文になります。
イメージできましたでしょうか?
まとめ
今回は、PREP法という、よく利用される文章構成の方法をご紹介しました。
これは、誰もが知っておいたほうがいいものだと思い、これを記事にしようと思った次第です!
就活生の相談を受ける中で、添削も受けているのですが、これを活用してない就活生が結構います。
「惜しいなぁ」と思いながら、アドバイスをしています。
今回、PREP法をご紹介するにあたって、私も「このやり方に名前あったんや」って勉強になりました。
今後も、私にも勉強になり、読んでくれた人にも勉強になる記事を書いていきたいなと思っています。