sacchimarketingのブログ

22歳インターン生です。就活に不安を抱えている人や新たにマーケティングを勉強したい人に向けたブログです。私が実際に体験したインターンのことや、今、インターンで勉強しているマーケティングに関して、投稿しています。ちらっと読んでいただけると嬉しいです。

AIDMAとは?その問いに図や例を用いて1から100までお答えします!(初心者向け)

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こんにちは、さっちーです。

 

私は、現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。

 

「なんで、インターン生がブログやってんの?」って?

それは、インターンの内………。長くなりそうなので、やめておきますね。笑

 

もし、「気になるよ」って方は、下のページから自己紹介のページに行けるので、そちらを見ていただければと思います。

 

sacchimarketing.hatenablog.com

 

はい!ということで、自己紹介はこの辺で、今日のテーマをご紹介します!

今日のテーマはこちら!

 

AIDMA

 

よく聞きますよね、AIDMA

でも、なんとなくで理解している人が多いんじゃないでしょうか?

私もイメージで、「こんな感じのやつ」っていう理解しかありませんでした!笑

 

そこで、今回は、そんな「イメージしか分からないよ」って方のためにも、「さっぱり分からないよ」って方のためにも、詳しくご紹介していきます!

 

これで、今日も一つ知識が増えますね!

 

じゃあ、内容にいってみましょう〜

 

 

AIDMAとは

今回、ご紹介するのは、AIDMAです。

これから、AIDMAがどういうものなのかご紹介し、その後、順にメリット・方法などをご紹介していきます。

 

めちゃめちゃ詳しくご紹介していくので、ゆっくり理解していただけたらと思います!

 

「早く紹介して」?ですよね〜笑

 

では、早速どうぞ!

 

AIDMAの概要

AIDMAとは、消費者の購買行動を可視化したものです。

 

「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(購買)」の頭文字を取って、AIDMAと呼ばれています。

 

AIDMAでは、商品やサービスの認知から購買までの流れを、上記の5つの段階に分けて考えます。

 

購買行動の他の種類

購買行動を可視化したものは、AIDMAだけではありません!

 

代表的なものをいくつかあげてみます。

これだけでは、ありませんが、AIDMA以外にもあることを知っていただけたと思います。

つまり、購買行動にもパターンがあるということです。

 

そのため、自社の商品や顧客にあったものを選んで、活用するようにします。

 

各購買行動のご紹介を簡単にしていきますね。

 

AIDAって

AIDAは、1952年に購買行動が初めて可視化されたもので、その後の購買行動モデルのもっとも基本的な形になっています。

 

「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Action(購買)」の4段階で構成されます。

 

AIDCASって

AIDCASは、AIDAにCとSを追加したもので、効率よく商品を販売したいときに使われます。

 

「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Desire(欲求)」「Conviction(確信)」「Action(行動)」「Satisfaction(評価)」の6段階で構成されます。

 

AISASって

AISASは、2004年に電通が提唱した購買モデルで、AIDAをベースに近年の消費者行動を捉えて作られました。

 

「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Action(行動)」「Share(共有)」の5段階で構成されます。

 

AISCEASって

AISCEASは、AISASにCとEを追加したものですね。

「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Comparison(比較)」「Examination(検討)」「Action(行動)」「Share(共有)」の7段階で構成されます。

 

SIPSって

SIPSは、ソーシャルメディアマーケティングにおける購買行動を可視化したものです。

 

「Sympathize(共感)」「Identify(確認)」「Participate(参加)」「Share&Spread(共有と拡散)」の4段階で構成されます。

 

これは見た感じじゃ分かりにくいので、簡単に説明すると、SNSで共感して、発信源を確認して、発信源をフォローとかして、それを拡散して、自分のフォロワーと共有する、という購買モデルです。

 

AIDMAのメリット

AIDMAのメリットは、以下の2つです。

  1. 顧客視点で考えることができる
  2. 各段階の戦略設計や改善策を作成できる

1つ目のメリットは、顧客の購買プロセスを知ることで、改めて顧客視点に立って考えることができるということです。

人は、無意識に売り手側の視点から物事を考えてしまうので、ここで改めて、マーケティングで大事な顧客視点に立つことができます。

 

2つ目は、5つの段階に区切って考えることができるので、各段階にあった施策を打ち出せることに繋がります。

全体から見るのではなく、一つ一つのパーツを見て、改善点を考えていくことができます。

 

AIDMAの方法

ここまででAIDMAがどんなものかは知っていただけたと思います。

 

ここからは、さらに理解を深めるために、また、実際に使えるようになるために、AIDMAのやり方をご紹介していきます。

 

それでは、順に見ていきましょう〜

 

シートを用意する

まずは、シートを用意します。

どんなフレームワークも、ここから始めます!

シートは、ネットから印刷しても構いませんし、自作しても構いませんし、もちろん、私のを使っていただいても構いませんので!

 

今回のAIDMAで使用するシートはこちらです。

 

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ペルソナを設定する

シートが用意できたところで、消費者の購買行動を具体的にイメージするためにペルソナを設定します。

 

ペルソナは、ターゲットとする中で一番代表的な顧客像です。

 

ペルソナの設定方法は、以前ご紹介した記事があるので、そちらを見ていただけたらと思います。

 

sacchimarketing.hatenablog.com

 

今回は、脱毛を例にやっていきます。

ペルソナを以下の人と設定します。(本来は、もっと詳しく設定します)

  • 名前:佐藤なな
  • 年齢:28
  • 性別:女性
  • 職業:看護師
  • 年収:300万
  • 結婚:未婚
  • 同居家族:一人暮らし
  • 地域:東京都
  • 住居:賃貸マンション
  • 主要SNSInstagram

 

顧客の状態を書き出す

シートの一番上の横の欄を埋めていきます。

 

顧客の状態とは、認知から購買に至るまでの各段階で、顧客がどのような状況に置かれているのか、ということです。

どこでどんな情報に触れ、どんな行動を取っているのかを整理します。

 

やり方のコツとしては、Action(行動)の部分から埋めていくとやりやすいと思います。

 

先ほどのペルソナでやってみます。

 

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顧客のニーズを書き出す

顧客のニーズとは、各段階で顧客が求めていることや、困っていること、課題として抱えていることを書き出します。

 

簡単にいうと、次の段階に進むまでの障壁になっている、気にかかっている点です。

 

例の続きをやってみますね。

 

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コミュニケーション施策の内容を書き出す

コミュニケーション施策の内容では、どうしたら顧客に次のステップに進んでもらえるのかを顧客のニーズをヒントに、施策を考え、その内容を書きます。

 

例えば、広告やメール、接客内容など、様々な方法があり、これらを組み合わせることがポイントです。

 

例を完成させます。

 

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これで、AIDMAが完成です!

 

まとめ

AIDMAは頭の中では、イメージできていても、実際に可視化するのは難しいですね。

 

ただ、各段階で分けることで、顧客がどんな状況でどんな悩みを持っているかが分かるため、そこにフォーカスしていけば、ニーズにあった施策が出せますし、また、買わなかった人の原因も分かりますね。

 

いかに、顧客の視点に立てるか、顧客の各段階のニーズに答えられるかが、大事になってくるように思えました。

 

AIDMAって、説明するのは簡単でも、実際やってみると難しいですね。

 

今後もいろんな例で練習していこうと思います。

見ていただきありがとうございました!