AIDMAとは?その問いに図や例を用いて1から100までお答えします!(初心者向け)
こんにちは、さっちーです。
私は、現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
「なんで、インターン生がブログやってんの?」って?
それは、インターンの内………。長くなりそうなので、やめておきますね。笑
もし、「気になるよ」って方は、下のページから自己紹介のページに行けるので、そちらを見ていただければと思います。
sacchimarketing.hatenablog.com
はい!ということで、自己紹介はこの辺で、今日のテーマをご紹介します!
今日のテーマはこちら!
「AIDMA」
よく聞きますよね、AIDMA。
でも、なんとなくで理解している人が多いんじゃないでしょうか?
私もイメージで、「こんな感じのやつ」っていう理解しかありませんでした!笑
そこで、今回は、そんな「イメージしか分からないよ」って方のためにも、「さっぱり分からないよ」って方のためにも、詳しくご紹介していきます!
これで、今日も一つ知識が増えますね!
じゃあ、内容にいってみましょう〜
AIDMAとは
今回、ご紹介するのは、AIDMAです。
これから、AIDMAがどういうものなのかご紹介し、その後、順にメリット・方法などをご紹介していきます。
めちゃめちゃ詳しくご紹介していくので、ゆっくり理解していただけたらと思います!
「早く紹介して」?ですよね〜笑
では、早速どうぞ!
AIDMAの概要
AIDMAとは、消費者の購買行動を可視化したものです。
「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(購買)」の頭文字を取って、AIDMAと呼ばれています。
AIDMAでは、商品やサービスの認知から購買までの流れを、上記の5つの段階に分けて考えます。
購買行動の他の種類
購買行動を可視化したものは、AIDMAだけではありません!
代表的なものをいくつかあげてみます。
これだけでは、ありませんが、AIDMA以外にもあることを知っていただけたと思います。
つまり、購買行動にもパターンがあるということです。
そのため、自社の商品や顧客にあったものを選んで、活用するようにします。
各購買行動のご紹介を簡単にしていきますね。
AIDAって
AIDAは、1952年に購買行動が初めて可視化されたもので、その後の購買行動モデルのもっとも基本的な形になっています。
「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Action(購買)」の4段階で構成されます。
AIDCASって
AIDCASは、AIDAにCとSを追加したもので、効率よく商品を販売したいときに使われます。
「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Desire(欲求)」「Conviction(確信)」「Action(行動)」「Satisfaction(評価)」の6段階で構成されます。
AISASって
AISASは、2004年に電通が提唱した購買モデルで、AIDAをベースに近年の消費者行動を捉えて作られました。
「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Action(行動)」「Share(共有)」の5段階で構成されます。
AISCEASって
AISCEASは、AISASにCとEを追加したものですね。
「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Comparison(比較)」「Examination(検討)」「Action(行動)」「Share(共有)」の7段階で構成されます。
SIPSって
SIPSは、ソーシャルメディアマーケティングにおける購買行動を可視化したものです。
「Sympathize(共感)」「Identify(確認)」「Participate(参加)」「Share&Spread(共有と拡散)」の4段階で構成されます。
これは見た感じじゃ分かりにくいので、簡単に説明すると、SNSで共感して、発信源を確認して、発信源をフォローとかして、それを拡散して、自分のフォロワーと共有する、という購買モデルです。
AIDMAのメリット
AIDMAのメリットは、以下の2つです。
- 顧客視点で考えることができる
- 各段階の戦略設計や改善策を作成できる
1つ目のメリットは、顧客の購買プロセスを知ることで、改めて顧客視点に立って考えることができるということです。
人は、無意識に売り手側の視点から物事を考えてしまうので、ここで改めて、マーケティングで大事な顧客視点に立つことができます。
2つ目は、5つの段階に区切って考えることができるので、各段階にあった施策を打ち出せることに繋がります。
全体から見るのではなく、一つ一つのパーツを見て、改善点を考えていくことができます。
AIDMAの方法
ここまででAIDMAがどんなものかは知っていただけたと思います。
ここからは、さらに理解を深めるために、また、実際に使えるようになるために、AIDMAのやり方をご紹介していきます。
それでは、順に見ていきましょう〜
シートを用意する
まずは、シートを用意します。
どんなフレームワークも、ここから始めます!
シートは、ネットから印刷しても構いませんし、自作しても構いませんし、もちろん、私のを使っていただいても構いませんので!
今回のAIDMAで使用するシートはこちらです。
ペルソナを設定する
シートが用意できたところで、消費者の購買行動を具体的にイメージするためにペルソナを設定します。
ペルソナは、ターゲットとする中で一番代表的な顧客像です。
ペルソナの設定方法は、以前ご紹介した記事があるので、そちらを見ていただけたらと思います。
sacchimarketing.hatenablog.com
今回は、脱毛を例にやっていきます。
ペルソナを以下の人と設定します。(本来は、もっと詳しく設定します)
顧客の状態を書き出す
シートの一番上の横の欄を埋めていきます。
顧客の状態とは、認知から購買に至るまでの各段階で、顧客がどのような状況に置かれているのか、ということです。
どこでどんな情報に触れ、どんな行動を取っているのかを整理します。
やり方のコツとしては、Action(行動)の部分から埋めていくとやりやすいと思います。
先ほどのペルソナでやってみます。
顧客のニーズを書き出す
顧客のニーズとは、各段階で顧客が求めていることや、困っていること、課題として抱えていることを書き出します。
簡単にいうと、次の段階に進むまでの障壁になっている、気にかかっている点です。
例の続きをやってみますね。
コミュニケーション施策の内容を書き出す
コミュニケーション施策の内容では、どうしたら顧客に次のステップに進んでもらえるのかを顧客のニーズをヒントに、施策を考え、その内容を書きます。
例えば、広告やメール、接客内容など、様々な方法があり、これらを組み合わせることがポイントです。
例を完成させます。
これで、AIDMAが完成です!
まとめ
AIDMAは頭の中では、イメージできていても、実際に可視化するのは難しいですね。
ただ、各段階で分けることで、顧客がどんな状況でどんな悩みを持っているかが分かるため、そこにフォーカスしていけば、ニーズにあった施策が出せますし、また、買わなかった人の原因も分かりますね。
いかに、顧客の視点に立てるか、顧客の各段階のニーズに答えられるかが、大事になってくるように思えました。
AIDMAって、説明するのは簡単でも、実際やってみると難しいですね。
今後もいろんな例で練習していこうと思います。
見ていただきありがとうございました!