sacchimarketingのブログ

22歳インターン生です。就活に不安を抱えている人や新たにマーケティングを勉強したい人に向けたブログです。私が実際に体験したインターンのことや、今、インターンで勉強しているマーケティングに関して、投稿しています。ちらっと読んでいただけると嬉しいです。

組織図の作り方を大公開!+組織図とFTEを合体させる⁉︎(初心者向け)

こんにちは、さっちーです。

 

私は、現在、就職先の会社のインターンに参加している大学4年女子です。

 

「なんで、大学生がこんなマーケティングの記事書いているの?」って?

 

実は、インターンマーケティングの勉強をしているんです。

 

そこで、インプットだけじゃ理解できたか確認できないし、どうせなら、私のようにこれからマーケティングを勉強したい方のためになることをしたいと思って、記事を書くことにしました。

 

そんなこんなで記事書いてます!

 

詳しい流れは、下記の自己紹介のページを読んでいただけたら、知っていただけると思いますので、気になる方はどうぞ。

 

sacchimarketing.hatenablog.com

 

っということで、今回のテーマはこちら!だだん!!

 

〜『組織図』〜

 

組織図って聞いたことあります?

基本的に大体の人が聞いたことあるんじゃないかなと思います。

学校の組織図や国会の組織図とか、イメージしやすいんじゃないでしょうか。

 

聞いたことある方は、「自分の思っているものとあってるのか」を確認しながら、作り方まで覚えてもらえたらと思います。

 

また、「聞いたことないよ」って方は、私がこれから超細かいご紹介をしていくので、安心して勉強してくださいね。笑

 

それでは、内容に入っていきたいと思います〜

 

 

組織図とは

今回、ご紹介するのは、組織図です。

 

これから組織図がどういうものなのか、なんのためのものなのか、メリットはなんなのか、どうやって作るのかを、順にご紹介していきます。

 

最後まで読めば、組織図マスターになること間違いなし!

 

「そんなのどうでもいいわ」って?

ですよねー。笑

 

では、本題に入りまーす!

 

組織図の概要

組織図とは、事業を構成する部門や部署、各役職の関係性を図で表したものです。

 

基本的には、ツリー上で表され、各部門の関係性や責任の所在、指示・報告の伝達経路などを整理します。

 

組織図の目的

組織図を作成する目的は、一言で、組織のあり方を考えるためです。

 

トップダウン型の組織体制や、部門関係なく1つの目的に向かうプロジェクト型の組織体制、フラット型組織など、組織体制といっても様々な形があります。

 

どんな組織体制にするのかで、経営が向かう先は大きく変わります。

 

組織図のメリット

組織図を作成する上でのメリットは、3つです。

  • パッと見で組織構成が分かる(社内、社外問わず)
  • 各メンバーが何を担当しているのかが分かる
  • 可視化することで、全体で共有できる

例えば、転職してきた人や就活生などでも、組織図を見たら、その会社がどんな組織で何をやっているのかなど、大まかな理解ができますよね。

 

組織図の作り方

ここまでで組織図について、大体を理解していただけたと思います。

どうでしょうか?

 

ここからは、もっと理解を深めるためにも、実際に組織図を作れるようになるためにも、組織図の作り方をご紹介していきます。

 

一体、どうやって作るんでしょうね!

 

では、いってみましょ〜

 

組織図の対象を決める

まずは、組織図の対象を決めます。

会社全体の組織図を書くのか、それとも部署の組織図を書くのか、またはプロジェクトチームの組織図を書くのかなどなど。

対象によって、構成要素(構成に必要な情報=部門やメンバー、関係者など)が変わるので、ここから決定しましょう。

 

構成要素を整理する

組織図の対象を決定したら、その対象に必要な情報を整理します。

構成要素と呼ばれる、部門やメンバー、関係者などを抜け漏れがないように書き出します。

 

関係性を整理して図解する

書き出した構成要素のそれぞれの関係性を整理し、組織図にしていきます。

組織図には、決まったものがないので、様々な種類が存在します。

自社にあった、対象にあった組織図を設計するようにします。

 

以下は、組織図の一部の例です。

 

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上記のような形で組織図を作成します。

イメージできるでしょうか?

 

簡単にはなりますが、組織図の作り方は、以上になります。

 

組織図の実例

では、実際に当てはめて見ると、どうなるんでしょうか。

じゃーん!! 以下のような形になります!

 

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「あー、見たことある!」って方も多いんじゃないかなと思います。

これで、組織図は完成です!

 

組織図+FTE

組織図のご紹介は終わりましたが、組織図にあるものを合体させることで、より組織図を活用できるようになるんです。

知っていましたか?

 

それは、FTEです。

 

「FTE?え?」って感じですよね?笑

 

ここからは、FTEのご紹介を簡単に行い、組織図と合体させたものをご紹介します。

 

これをすれば、より組織管理がしやすくなること間違いなしです!

 

FTEとは

FTEとは、「Full-Time Equivalent」の略で、組織や業務の人員の数を表す単位のことです。

 

例えば、パートタイムスタッフの仕事が、フルタイム勤務スタッフの仕事に換算した場合、何人分になるのかを表したものを指します。

 

また、1人が複数の仕事を持っている場合、その人のFTEは、0.3と0.7のようになります。

 

FTEの目的

FTEの目的は、全体の要員数を把握するためです。

簡単にいうと、どこにどれだけの人が必要なのかを知るために行います。

 

FTEのメリット

FTEのメリットは、以下の2点です。

  • 必要な場所に必要な人員を採用・配置できること
  • 人員コストの削減

 

組織図+FTEの例

FTEについて簡単にご紹介しましたが、なかなかイメージがしづらいと思います。

 

なので、実際にやってみますので、それを見ながら理解を深めていただけたらと思います。

 

例は、先ほど組織図の実例をご紹介したので、その一部を使って行います。

 

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今、企画本部には、19人の人が属していて、各部署の人数・FTEは上記の通りです。

 

この場合、最もFTE不足なのは、総務部ですよね。

FTEが1.2足りて無いので、それを補う人員を雇ったり、他部署から移動させたりします。

 

雇う場合、例えば、フルタイム1人とFTE0.2のパートタイムの人を雇うか、FTE0.4のパートタイムの人を3人雇うなど、いろんなパターンを考えることができます。

 

このように組織図とFTEを組み合わせることで、今すぐに人員を必要としているのはどこなのか、どれくらいの力を必要としているのか、また、どういう人を雇えばいいのかがわかるようになります。

 

もし、組織図を作る際や、人事で採用担当になった場合などには、ぜひ、組織図とFTEの2つを組み合わせたやり方で、行ってほしいですね。

 

おまけ

このやり方に、採用費も追加すると、より組織図を活用できます。

 

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上記のように採用コストも追加することで、以下のような考えができます。

  • 「制作部に採用コストが一番かかってるな。でも、制作部は会社で一番売り上げに貢献しているから、もっとかけてもいいかもしれない」
  • 「営業部や経理部にかけているコストを削減して、これから力を入れていく開発部に回せないだろうか」……

などなど。

 

このように費用の使い方も見直すことができるので、適切な採用コストを当てれるようになります。

 

まとめ

今回の組織図は、FTEとの組み合わせ技もご紹介しました。

「そんなやり方もあるんだ!」と思った方もいるのではないでしょうか。

 

組織図を知りたかった方には、もちろんですが、もし、誰かの新しい発見に繋がっていれば、本望です!

 

ぜひ、組織図をより活用させて、いい組織体制を作り続けてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。