組織図の作り方を大公開!+組織図とFTEを合体させる⁉︎(初心者向け)
こんにちは、さっちーです。
私は、現在、就職先の会社のインターンに参加している大学4年女子です。
「なんで、大学生がこんなマーケティングの記事書いているの?」って?
そこで、インプットだけじゃ理解できたか確認できないし、どうせなら、私のようにこれからマーケティングを勉強したい方のためになることをしたいと思って、記事を書くことにしました。
そんなこんなで記事書いてます!
詳しい流れは、下記の自己紹介のページを読んでいただけたら、知っていただけると思いますので、気になる方はどうぞ。
sacchimarketing.hatenablog.com
っということで、今回のテーマはこちら!だだん!!
〜『組織図』〜
組織図って聞いたことあります?
基本的に大体の人が聞いたことあるんじゃないかなと思います。
学校の組織図や国会の組織図とか、イメージしやすいんじゃないでしょうか。
聞いたことある方は、「自分の思っているものとあってるのか」を確認しながら、作り方まで覚えてもらえたらと思います。
また、「聞いたことないよ」って方は、私がこれから超細かいご紹介をしていくので、安心して勉強してくださいね。笑
それでは、内容に入っていきたいと思います〜
組織図とは
今回、ご紹介するのは、組織図です。
これから組織図がどういうものなのか、なんのためのものなのか、メリットはなんなのか、どうやって作るのかを、順にご紹介していきます。
最後まで読めば、組織図マスターになること間違いなし!
「そんなのどうでもいいわ」って?
ですよねー。笑
では、本題に入りまーす!
組織図の概要
組織図とは、事業を構成する部門や部署、各役職の関係性を図で表したものです。
基本的には、ツリー上で表され、各部門の関係性や責任の所在、指示・報告の伝達経路などを整理します。
組織図の目的
組織図を作成する目的は、一言で、組織のあり方を考えるためです。
トップダウン型の組織体制や、部門関係なく1つの目的に向かうプロジェクト型の組織体制、フラット型組織など、組織体制といっても様々な形があります。
どんな組織体制にするのかで、経営が向かう先は大きく変わります。
組織図のメリット
組織図を作成する上でのメリットは、3つです。
- パッと見で組織構成が分かる(社内、社外問わず)
- 各メンバーが何を担当しているのかが分かる
- 可視化することで、全体で共有できる
例えば、転職してきた人や就活生などでも、組織図を見たら、その会社がどんな組織で何をやっているのかなど、大まかな理解ができますよね。
組織図の作り方
ここまでで組織図について、大体を理解していただけたと思います。
どうでしょうか?
ここからは、もっと理解を深めるためにも、実際に組織図を作れるようになるためにも、組織図の作り方をご紹介していきます。
一体、どうやって作るんでしょうね!
では、いってみましょ〜
組織図の対象を決める
まずは、組織図の対象を決めます。
会社全体の組織図を書くのか、それとも部署の組織図を書くのか、またはプロジェクトチームの組織図を書くのかなどなど。
対象によって、構成要素(構成に必要な情報=部門やメンバー、関係者など)が変わるので、ここから決定しましょう。
構成要素を整理する
組織図の対象を決定したら、その対象に必要な情報を整理します。
構成要素と呼ばれる、部門やメンバー、関係者などを抜け漏れがないように書き出します。
関係性を整理して図解する
書き出した構成要素のそれぞれの関係性を整理し、組織図にしていきます。
組織図には、決まったものがないので、様々な種類が存在します。
自社にあった、対象にあった組織図を設計するようにします。
以下は、組織図の一部の例です。
上記のような形で組織図を作成します。
イメージできるでしょうか?
簡単にはなりますが、組織図の作り方は、以上になります。
組織図の実例
では、実際に当てはめて見ると、どうなるんでしょうか。
じゃーん!! 以下のような形になります!
「あー、見たことある!」って方も多いんじゃないかなと思います。
これで、組織図は完成です!
組織図+FTE
組織図のご紹介は終わりましたが、組織図にあるものを合体させることで、より組織図を活用できるようになるんです。
知っていましたか?
それは、FTEです。
「FTE?え?」って感じですよね?笑
ここからは、FTEのご紹介を簡単に行い、組織図と合体させたものをご紹介します。
これをすれば、より組織管理がしやすくなること間違いなしです!
FTEとは
FTEとは、「Full-Time Equivalent」の略で、組織や業務の人員の数を表す単位のことです。
例えば、パートタイムスタッフの仕事が、フルタイム勤務スタッフの仕事に換算した場合、何人分になるのかを表したものを指します。
また、1人が複数の仕事を持っている場合、その人のFTEは、0.3と0.7のようになります。
FTEの目的
FTEの目的は、全体の要員数を把握するためです。
簡単にいうと、どこにどれだけの人が必要なのかを知るために行います。
FTEのメリット
FTEのメリットは、以下の2点です。
- 必要な場所に必要な人員を採用・配置できること
- 人員コストの削減
組織図+FTEの例
FTEについて簡単にご紹介しましたが、なかなかイメージがしづらいと思います。
なので、実際にやってみますので、それを見ながら理解を深めていただけたらと思います。
例は、先ほど組織図の実例をご紹介したので、その一部を使って行います。
今、企画本部には、19人の人が属していて、各部署の人数・FTEは上記の通りです。
この場合、最もFTE不足なのは、総務部ですよね。
FTEが1.2足りて無いので、それを補う人員を雇ったり、他部署から移動させたりします。
雇う場合、例えば、フルタイム1人とFTE0.2のパートタイムの人を雇うか、FTE0.4のパートタイムの人を3人雇うなど、いろんなパターンを考えることができます。
このように組織図とFTEを組み合わせることで、今すぐに人員を必要としているのはどこなのか、どれくらいの力を必要としているのか、また、どういう人を雇えばいいのかがわかるようになります。
もし、組織図を作る際や、人事で採用担当になった場合などには、ぜひ、組織図とFTEの2つを組み合わせたやり方で、行ってほしいですね。
おまけ
このやり方に、採用費も追加すると、より組織図を活用できます。
上記のように採用コストも追加することで、以下のような考えができます。
- 「制作部に採用コストが一番かかってるな。でも、制作部は会社で一番売り上げに貢献しているから、もっとかけてもいいかもしれない」
- 「営業部や経理部にかけているコストを削減して、これから力を入れていく開発部に回せないだろうか」……
などなど。
このように費用の使い方も見直すことができるので、適切な採用コストを当てれるようになります。
まとめ
今回の組織図は、FTEとの組み合わせ技もご紹介しました。
「そんなやり方もあるんだ!」と思った方もいるのではないでしょうか。
組織図を知りたかった方には、もちろんですが、もし、誰かの新しい発見に繋がっていれば、本望です!
ぜひ、組織図をより活用させて、いい組織体制を作り続けてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。