テストセンターとは?全てを徹底解説します!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
私が全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『テストセンター』〜
就活生にとって、めちゃめちゃ大事なことですよね。
企業によって、テストセンターの有無がありますが、多くの就活生が通る道だと思います。
そんなテストセンターについて調べるときは、いろんなサイトを見て回っているんじゃないかなと思います。
でも、それって正直、面倒ですよね…。笑
なので、今回は、他のサイトに飛ばなくても分かるようにこの記事内で全てをご紹介していきます!
では、内容に入りましょ〜
テストセンターとは
はい、ということで、今回は、テストセンターについてご紹介していきますよ。
「テストセンターって何?」っていう方にも、
「知ってはいるけど詳しくは知らない」って方にも、
「確認で調べているだけ」って方にも、
全員が『読んでよかった』と思える内容にしますので、お楽しみに!
概要
まず、テストセンターとは、就活で使用されるSPIの受験方法の1つです。
SPIを提供するリクルートが会場を運営しており、その会場にあるパソコンで受験します。
適性検査は「テストセンター」の他にも、「Webテスト」や「企業独自の筆記試験」の3種類があります。
また、最後に受験した結果を別の企業に利用することもできます。
2回目以降の受験の際は、各検査ごとに「新たに受験するのか」「前回の結果を送信するのか」を選ぶことができます。
目的
企業がテストセンターの受験を選考フローに入れる目的は、2つあります。
- 選考人数を絞るため
- 内定者の質を上げるため
応募者が多い企業が、応募者全員に時間を割くことは、なかなかできません。
そのため、最初の段階で、企業が求める最低ラインを突破している学生に絞って、選考を進めていきます。
また、面接だけではその人の知識面まで汲み取るのは、なかなか難しく、内定後にミスマッチとならないように、応募者の知識面を知るために使用します。
会場
テストセンターを受けられる会場は、「東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡」の全国7都市に常設会場があります。
これらは、1年中受けられる会場です。
また、新卒就活のピーク時には全国47都道府県に会場が設置されます。
基本的には、3月〜6月にかけて設置されています。
各都道府県がどこに設置されるのか、詳細はこちらからご覧ください。
内容
SPIには、「性格検査」と「能力検査」があります。
テストセンターでは、この上記2つに加えて、「英語能力検査」「構造的把握力検査」を受験する場合もあるので、注意しておきましょう。
企業によってどの検査を受験するかは、基本的には、受験案内のメールからログインすると分かるようになっています。
もしかすると、企業によっては、受験案内のメールに記載してくれている場合もあるかもしれません。
持ち物
テストセンターの持ち物は、以下の2点だけです。
- 顔写真付き本人確認書類(運転免許証や学生証など)
- 受験票(性格検査受験後に画面上に表示されたものを印刷)
受験料金や筆記用具、時計、電卓などは必要ありません。
また、服装自由であるため、スーツである必要はありません。
受験の流れ
テストセンターについて簡単に知っていただけたと思います。
続いて、テストセンターの受験の流れをご紹介していきます!
Step1:企業から受験案内のメールが届く
まず、企業から「テストセンターで何日までに受験してください」というようなメールが届きます。
メールの内容は、主に以下の通りです。
- 受験手続きを行うページのURL
- 受験ID
- 受験期限
このメールには、テストセンターで受けるにあたって、上記のような必要な情報が記載されているので、絶対に消さないようにしましょう。
また、初めてテストセンターで受験する場合は、「テストセンターID」を取得する必要があります。
このテストセンターIDは、その後繰り返し使うため、無くさないように忘れないようにしましょう。
Step2:Webで受験日程・会場の予約をする
次に、メールに記載されているURLをクリックし、受験IDと企業に登録しているメールアドレスを入力してログインします。
そこで、改めて決めておいた受験日程と会場を予約します。
この時に、どの検査の受験を求められているのかが分かります。
ここで注意!
今の時点では、仮予約の状態です。
本予約は、この後の性格検査を受験することで完了します。
また、前回の結果を使用する場合は、この予約画面で手続きを行います。
企業が指定する受験期間内に手続きを行うようにしましょう。
Step3:自宅のパソコンやスマホで性格検査を受験する
次に、性格検査を受験します。
先ほどの仮予約が終わると、性格検査の受験案内メールが届きます。
ここで注意!
「企業から指定された受験期限」と「性格検査の受験期限」は異なります。
受注期限を確認して受けるようにしましょう。
また、ここで期限内に受けられなかった場合は、仮予約がキャンセルとなりますので、注意しましょう。
Step4:予約日にテストセンターへ行き、能力検査を受験する
当日、会場で受付を済ませ、検査を受けます。
すると、検査終了と同時に結果が企業に送信されます。
この時、事前に受けていた性格検査も一緒に送信されます。
以上が、テストセンター受験の流れになります。
各検査の内容と対策
続いて、検査の内容と対策をそれぞれご紹介していきます。
性格検査
性格検査とは、応募者の人となりを把握する検査です。
簡単な質問に答えていくと、性格に関する様々な項目で評価されるという仕組みです。
内容は、「行動と意欲」や「情緒」が基本になります。
しかし、たまに「ライ・スケール」という騙し問題もあります。
ライ・スケールは、簡単にいうと、「問題に正直に答えているか」が問われる問題です。
「今まで嘘をついたことが一度もない」
「どんな人でも好きになれることができる」…
こういう「100%あり、100%なし」傾向の問題が出てきます。
対策
性格検査を受ける上での対策は、以下の3つです。
- 正直に答える
- 未回答を作らない
- 「ライ・スケール」に気をつける
1に関しては、あるあるですよね。
いいように見てもらおうと、自分を偽って回答し、その企業の求める人物像に寄せていく。
これをした場合、偽りのあなたを企業は評価し、内定を出します。
つまり、入社後のミスマッチが起きてしまうわけです。
そうならないためにも、正直に答えましょう。
2に関しては、当然っちゃ当然ですね。
問題という名の質問なので、答えられないわけありません。
全問解答しましょう!
3に関しては、ここが1番重要ですね。
ライ・スケールの問いに対して、「完全イエス」という回答は、基本的にはありえないですよね。
この問題で明らかにありえない回答が出ると、検査全体の信憑性が失われかねないので、注意しましょう。
能力検査
就活生の中では、SPI=能力検査という認識なんじゃないかなと思います。
「SPI対策した?」というように一番警戒しているやつですね。
能力検査とは、「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題を出し、働く上で必要となる基礎的な能力を調べる検査です。
言語分野では、「言葉の意味や話の要点を的確に捉えて理解できているか」を、非言語分野では、「数的な処理ができるか」「論理的思考力があるか」を測っています。
様々な問題を解くことで、課題に対して合理的に思考し、定めた目的に沿って、効果的・能率的に自体を処理していく能力を調べていきます。
また、企業によっては、英語の問題が出題される場合もあるので、心の準備をしておきましょう。
対策
まず言えるのは、問題を解くという感覚を取り戻しておきましょう。
以前は解けた問題でも大学に入ると、なかなか小中高で勉強したような問題は解かなくなるため、忘れてしまいます。
そうならないためにも、SPIの本でもネットでもなんでも構いません。
受験する前に、一度体験しておきましょう。
また、「高い点取らなきゃ」と思っている就活生が多いと思いますが、この合格点は企業によってそれぞれ。
企業は、「求める基準に達しているか」を見ています。
そのため、大手企業狙いじゃない限り、そこまで点数に振り回される必要はありませんので、リラックスして受けましょう。
そして、余裕があれば、普段意識しない数的処理や判断推理を練習してみましょう。
英語能力検査
英語能力検査とは、英語力の基礎となる語の理解や読解力を測る検査です。
問題の形式としては、語彙や英文の穴埋め、長文読解など、幅広い形式の問題が出題されます。
問題を解くことによって、「言葉の意味を適切に理解できているか」「英文を正しく理解できているか」などを明らかにします。
英語能力検査を求められる企業は、入社後に英語を使う可能性が高くなっています。
また、英語能力検定はテストセンターでのみ受験可能となります。
対策
1夜漬けでは間に合いません!
日頃から少しずつでも、英語に触れておきましょう。
構造的把握力検査
構造的把握検査とは、物事の構造や関係性を把握し、理解する力を測る検査です。
「簡単に言うと、 文章の本質や大枠を見分かられるかどうか」ということを明らかにします。
問題形式としては、「文章問題の仕分け」「文の仕分け」というような2種類の問題が出題されます。
対策
まず、「文章問題の仕分けのコツ」は、問題文章の本質を見極める所に焦点を当てることです。
その上で、一つひとつの選択肢についても同様に起承転結を考えます。
練習の段階では、答えが出たから終わりではなく、なぜ他の選択肢はダメだったのか、まで考えるようにしておくと、だんだん自然と本質を見極められるようになります。
また、「文の仕分けのコツは」、内容の違いを吟味することです。
選択肢は文章の構成自体は一緒なので、内容のタイプの違いを見つけなくてはいけません。
あとひとつ対策があるとしたら、落ち着いて解くことです。
他の問題でも言えますが、特にこの問題は、焦ると文章の本質が見えなくなります。
問題の難易度は他に比べると、そんなに高くないので、落ち着いて取り組むようにしましょう。
受験時の注意点
最後に、テストセンター受験時の注意点をご紹介します。
- 受験案内メールがきたらすぐに予約する
- 忘れ物をしない
- 15分前までに会場に着いておく
- 受験開始前の操作説明や練習問題は飛ばさない
就活中は、テストセンターも埋まっている日が多いため、受験期限ギリギリになって予約しようとしても、空いてない、なんてことになりかねません。
そのため、メールが届いたらすぐに予約しましょう。
忘れ物は当たり前ですね。
受けられなくなっちゃいますから、気をつけましょう。
就活中は受付が混みます。
そのため、本人確認から入室まで時間がかかる場合がありますので、時間には余裕を持って会場に行きましょう。
最後に、受験開始前には、画面に操作方法や数問ほど練習問題が出題されます。
めんどくさいからといって飛ばすのではなく、試験中に焦らないためにも、丁寧に読んでおきましょう。
まとめ
過去最高の文字数になっちゃいました。
「長いなぁ」と思った方もいるかもしれませんね。
ただ、この記事に全てをまとめようと思ったら、こうなりました。
テストセンターに関する全てをまとめたので、これを読んでくれたあなたは、もう大丈夫ですね。
準備をしてしっかり受けてほしいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに〜