企画書とは?概要から作成方法まで徹底解説!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
私が全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『商品企画書』〜
企画書って社会人になるとよく聞く言葉だと思います。
企画書といえば、新しいことをするときに、上司やクライアントに提出する書類っていうイメージがあります。
それがあっているのかを読み進めながら答え合わせをしていきたいと思います。
そして、どんな目的で、どうやって作成するのかを順にご紹介していきます。
では、内容に入りましょう〜
企画書とは
今回ご紹介するのは、数ある中の「商品企画書」です。
商品企画書をご紹介する前に、まずは、企画書のご紹介からしていきたいと思います。
詳しく見てみましょう。
概要
企画書とはそもそも何なのか。
企画とは、「目的を達成するための手段」です。
つまり、企画書とは「目的を達成するための知恵を図面化したもの」であります。
種類
企画書は大きく分けて3種類存在します。
- 事業企画書
- 商品企画書
- 営業企画書
この3種類について簡単にご紹介します。
事業企画書
事業企画書とは、新規事業を立ち上げる際に、プレゼンをするための企画書です。
上司や幹部、出資者だけでなく、採用したい人材や協業したいパートナーへにも使えます。
事業企画書には、自社が取り組む領域についての説明や、その市場の魅力と将来性についての記載が必須です。
それを記載した上で、自社がその市場に参入した際、競合に対してどこで差別化を図るのか、戦略などを説明していきます。そして、コスト的に実現可能なのか、参入後、どのくらいの期間でどのくらいの利益が出るのか、など現実的な話も必要になります。
商品企画書
この後、詳しくご紹介するのが、この「商品企画書」です。
マーケティング企画書とも呼ばれます。
商品企画はマーケティングの重要な任務であり、アイデアだけではなく、戦略的な思考が求められます。
戦略的な思考とは、その商品が市場に対してどこに着目したものなのか、どのターゲットにどんな価値を提供するのか、競合との差別化はどこで図るのかということです。
また、商品のことだけでなく、価格や販売方法、プロモーション方法などについても説明していきます。
営業企画書
営業企画書とは、営業がクライアントを訪問する際に必要となる資料です。
初回訪問時なのか、数回目なのかで、企画書の内容は変わります。
目的に応じて、クライアントのニーズと課題をしっかり把握し、それらを解決するための手法として自社商品・サービスの紹介をします。
クライアントのニーズを無視した、商品の押し付けにならないように注意しましょう。
内容としては、市場分析に加え、マーケティング戦略がメインになります。
目的
企画書の目的は以下の通りです。
- プレゼン相手に解決策を提示するため
- 問題意識を持ってもらうため
- 解決策を可視化するため
まず、解決策を提示するというのは、現状で何かしらの課題があり、その課題が解決されるという理想像があるはずです。
「この企画を通すことで、課題が解決され、理想像に近づける」ということをイメージさせるものでないといけません。
問題意識を持ってもらうというのは、提案者側が現場に問題があると思っていても、相手もそう認識しているとは限りません。
まずは、問題意識を持ってもらうことから始まるケースもあります。
解決策を可視化するというのは、そのままですが、頭の中にある考えを文字に起こすことで、考えもまとまりますし、共有することができます。
「上司に言われたから…」と作成する場合もあるかもしれませんが、その際も上記の目的を持つようにします。
商品企画書の作成方法
ここまで企画書についてご紹介してきましたが、これから作成方法について細かくご紹介していきたいと思います。
構成のポイント
まずは、企画書の構成のポイントです。
企画書の構成に大切なのは、以下の3つです。
- 現状の問題点の整理
- 問題点のあるべき理想像
- 解決策
これらを踏まえた内容にしなくてはいけません。
構成の順序
それでは、上記を踏まえた構成が以下の通りです。
- 表紙
- 目次
- 企画の背景
- 企画の目的
- 企画のコンセプト
- 企画の実施案
- 企画のスケジュール
- 予算
- まとめ
企画書の基本形がこれです。
これは、『6W2H』を意識しています。
それでは、それぞれを簡単にご紹介していきます。
表紙
表紙は、最初に視覚に入る重要なページです。
相手に一目で企画の内容が伝わるものにすることを心がけます。
目次
目次は、企画書の構造が記されます。
これを見たら、大体の構成がわかるようにしておきます。
企画の背景
その企画をするにあたった背景を最初にまとめます。
データから企画に至るまでの流れをまとめましょう。
企画の目的
企画の目的では、背景を踏まえて、この企画の意図や目的を伝えます。
因果関係を整理しながら、ストーリー仕立てにすると伝わりやすくなります。
企画のコンセプト
いくつかのアイデアの段階から、商品のコンセプトを決め、ターゲットを絞ります。
企画の実施案
商品のターゲットやコンセプト、ポイント、目的・目標などを左側にまとめ、右側には、商品スケッチや製品名、価格、流通、販売促進方法などを書き、1枚にまとめます。
商品アイデアが多数あるなら、1商品につき1枚用意します。
企画のスケジュール
企画への取り掛かりからどれくらいの期間を経て、商品開発〜プロモーションまで進めるのかを具体的な数字を出します。
予算
ここがなければ、ただの夢物語で終わってしまいます。
どれくらいのコストがかかり、どの時点で回収できるのか、どれくらいの利益を出せるのかなどをまとめます。
まとめ
ここまでの内容をまとめたり、補足資料があれば、ここにいれます。
ポイント
構成をご紹介したところで、最後に中身のポイントをご紹介していきます。
- 誰が読んでも分かる内容に
- 色使いにこだわる
- 図やグラフ、写真を使う
- 情報を詰め込みすぎない
- 余白を作る
全て、読み手を気遣ったものです。
では、それぞれを簡単にご紹介していきます。
誰が読んでも分かる内容に
まず、これに関しては、プレゼン参加者全員が同じ知識を持っているとは言えないからです。
誤字脱字や行間だけでなく、言葉のチョイスにも気を付けましょう。
色使いにこだわる
これも読みやすさに対してのアプローチです。
大事なところや注目点に色がついていると、読み手も見やすいですよね。
ただ、色を使いすぎると、かえって分かりづらくなるので気を付けます。
図やグラフ、写真を使う
これも読みやすさに対してのアプローチです。
文字だけだと分かりづらい部分もあったり、文字だけだと読み手も飽きたり疲れたりしますよね。
情報を詰め込みすぎない
これも読みやすさに対してのアプローチです。
情報が1枚に詰め込まれていると、何が大事なのか分かりづらく、伝わらないなんてこともあります。
余白を作る
これも読みやすさに対してのアプローチです。
文字がずら〜っと並んでいると、読みづらく、ストレスになりますよね。
そのため、適度な余白を作ることを意識します。
まとめ
企画書って、新しいものを、上司やクライアントにプレゼンするために使うと思ってましたが、あっているようで違うことを知りました。
また、新しいものをプレゼンするため、作成するのが大変なんだろうという認識は持っていましたが、ここまで大変そうやとは思わなかったです。笑
今後、私も企画書を作る機会は必ず来ると思うので、その時のために、今知っておけてよかったです。
この記事が読んだあなたのためになっていれば、嬉しいです!