ムリ・ムダ・ムラ⁉️ダラリの法則とは?
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
私が全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『ムリ・ムダ・ムラ(ダラリの法則)』〜
なんだこれは⁉️って思いました。笑
こんな変な名前のフレームワーク聞いたことなかったです。
でも、想像しやすい名前やなと思います。
この名前から想像すると、業務の中のムリ・ムダ・ムラを見つけて、改善していく、みたいなものかなと思います。
実際はどうなんでしょうね。
これから、「どんなものなのか」「なんのために使うのか」「どうやって使うのか」を順にご紹介していきます。
では、早速内容に入りましょう〜
ムリ・ムダ・ムラ(ダラリの法則)とは
今回ご紹介するのは、ムリ・ムダ・ムラ、通称ダラリの法則です。
ダラリの法則とは、効率の悪い業務を見つけ出して改善する方法です。
では、詳しい内容をご紹介します。
概要
ムリ・ムダ・ムラとは、成果を出すために使用している資源(時間やお金、人など)の問題点を見つけ出し、改善するための手法です。
その問題点が、「ムリ」「ムダ」「ムラ」というわけで、この名前がついています。
この3つについて簡単にご紹介します。
ムリ
ここでいう「ムリ」とは、必要とする成果に対して資源が不足していて、負荷が高すぎる状態です。
簡単にいうと、目的が手段より大きい状態のことです。
具体的には、計画や納期、価格、能力、品質などをチェックします。
ムダ
「ムダ」とは、成果に対して資源が過剰に注がれており、持て余している状態です。
簡単にいうと、目的が手段より小さい状態のことです。
具体的には、付加価値を加えない作業があげられます。時間や工程、管理、調整、重複、在庫、場所、移動、運搬などをチェックします。
ムラ
「ムラ」とは、業務のやり方が標準化されておらず、人やタイミングによってやり方がバラバラで、ムリやムダが複合的に発生している状態です。
簡単にいうと、目的が手段より小さいところもあれば、大きいところもある状態のことです。
具体的には、手順や時間、管理、忙しさ、コンディションなどをチェックします。
目的
ムリ・ムダ・ムラの目的は、理想的な作業環境にするためです。
理想的な作業環境というのは、「負荷(作業量)」と「能力(キャパシティ)」が均衡している状況を言います。
この状態を目指すために、ムリ・ムダ・ムラを活用します。
方法
ムリ・ムダ・ムラについて、なんとなく分かってきたでしょうか?
それでは、順にやり方をご紹介していきます。
対象の決定
まずは、ムリ・ムダ・ムラを何に対して使いたいかを決定します。
プロジェクトごとでもいいですし、部署ごとでもいいですし、小さい会社であれば、会社全体でもいいと思います。
ここをはっきり決定しましょう。
対象業務の洗い出し
続いて、先ほど決定した対象に関する既存業務の洗い出しを行います。
エクセルを使用しても、紙を使用しても、ホワイトボードを使用してもなんでも構いません。
箇条書きで書き出すことをおすすめします。
また、業務棚卸シートを使用しているのであれば、そちらを利用しても構いません。
「業務棚卸シート?なんそれ?」って思った方は、こちらをチェック!👇
sacchimarketing.hatenablog.com
問題のある業務の抽出(ムリ)
続いて、先ほど書き出した業務の中から、「ムリ」に該当する、問題のある業務を抽出します。
ムリとは、人に対して時間に対して物に対してなど、負担がかかりすぎている業務を指します。
問題のある「業務」と「何が問題なのか」をセットで書き出していきます。
上記のようなイメージですね。
この際に、付箋を使用すると修正ができるのでおすすめです。
問題のある業務の抽出(ムダ)
続いて、先ほど書き出した業務の中から、「ムダ」に該当する、問題のある業務を抽出します。
ムダとは、生産性を悪くする業務全般を指します。
先ほど同様、問題のある「業務」と「何が問題なのか」をセットで書き出していきます。
上記のようなイメージです。
問題のある業務の抽出(ムラ)
続いて、先ほど書き出した業務の中から、「ムラ」に該当する、問題のある業務を抽出します。
ムラとは、業務の量や品質が一定ではないことを指します。
先ほど同様、問題のある「業務」と「何が問題なのか」をセットで書き出していきます。
上記のようなイメージです!
表としてはこれで完成です。
優先順位をつける
続いて、先ほど整理した問題のある業務の中から、改善する優先順位を設定します。
今すぐ改善しないといけないもの、緊急ではないが影響が大きいもの、改善しないといけないが、緊急性がないもの、のような観点から、順位付けをします。
改善策を考える
最後に、先ほど優先順位を付けた業務の優先度が高いものから改善に取り掛かります。
そのために、改善策を考えましょう。
例えば、ムリ、ムダ、ムラに一貫性のある問題なら、業務を一定に振り分け直すと改善されるといった場合もありますよね?
振り分けのルール自体が間違っているならそこを改善するといったように、改善策を考え、取り組みます。
全体から分かること
この手法で、PDCAのActionの部分を見直すことができます。
ムリ・ムダ・ムラは、業務じゃなくても、例えば、生活の仕方の改善にも使えそうだなと感じました。
なので、これから、実際に例でやってみたいと思います。
例をあげてみると
はい!ということで、私も実際にやってみたいと思います!
例:テーマ
今回のテーマは、「私の生活を見直そう」にします!笑
例:業務の洗い出し
続いて、業務の洗い出しですが、業務というよりは、1日の行動ですね。
洗い出してみました!大体、毎日こんな感じですね〜
例:問題のある行動の抽出
続いて、問題のある行動を書き出していきます。
例:優先順位を付けて改善する
最後に、優先順位を付けて改善します。
私の場合、「朝が早い」「朝と夜の料理の時間」「朝バタバタする」の3つの問題は、一つ改善すれば、全部改善されます。
なので、この3つを改善後、携帯を改善するという順位でいきたいと思います。
改善方法は、「夕食を作る際に、明日の朝食と弁当の用意も同時に行う」です。
これですね!
明日からやりたいと思います。笑
携帯に関しては、私の癒しの時間なので、悩みどころですが、改善するとしたら時間を決めて使用するくらいでしょうか。
まとめ
私も実際にこの手法を使って、自分の生活を見返してみると、ムダが多いことに気づけました。
本当に使ってよかったです。笑
皆さんも仕事ではもちろん、生活を見直すのに使ってみてもいいかもしれませんね!
ということで、今回は「ムリ・ムダ・ムラ 」をご紹介しました。
また、明日の記事もお楽しみに〜