KPTとは?KPTを使って現状を振り返ろう!(初心者用)
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
私が全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『KPT』〜
出ましたね、また、大文字が並んだやつ。
ってことは、なんかの頭文字をとったのがKPTってことですね。
………、さっぱり分かりません。笑
なので、色々調べてみました!
簡単に言うと、PDCAのC、つまり振り返りの部分で使うフレームワークです。
と言うことで、今から分かりやすくまとめていきたいと思います。
最後まで読んでくれた人は、
「KPTってなんの略なのか」
「KPTってどんなものなのか」
「KPTってどうやって使うのか」
こんなことが分かっていること間違いなし!!
では、早速いってみましょう〜
KPTとは
今回ご紹介するのは、KPTです。
KPTは、業務状況を振り返り、今後のアクションを考えるための分析方法です。
それでは、詳しい内容に入ります。
概要
KPTとは、ケプトと読み、「Keep(継続すること)」「Problem(改善すること)」「Try(新たに挑戦すること)」の頭文字を取ったものです。
上記の3つの要素から、現在の業務状況を振り返ることができます。
よかった点や悪かった点を整理し、今後のアクションを考えます。
目的
目的としては、以下の点が挙げられます。
- 業務中に個々が感じている課題や気づきを、チームとしての課題や気づきに変える
- 文字にすることで可視化や共有、整理ができる
つまり、一人じゃ気づかないようなことを、全員の意見を持ち寄ることで、チームの課題になり、認識がブレないように可視化しようというわけです。
方法
続いて、KPTのやり方を順にご紹介します。
Step1:シートの用意
まずは、KPTで使用するシートを用意します。
ホワイトボードと付箋を使ってやるのが一番やりやすいので、おすすめです。
また、今回使用するシートは簡単なので、自作できますし、↑をコピーして印刷してももちろん構いません。
Step2:今の業務内容の確認
あなたが今、行っている業務内容を確認します。
または、KPTをするのが2回目の方は、前回のTryの内容を確認します。
Step3:継続すること
ここでは、現在の業務状況を踏まえて、継続する要素を書き出します。
継続することには、よかった点や成功したことが該当します。
ここで書き出すポイントは、以下の通りです。
- あらかじめ自分がした仕事を整理しておく
- 顧客や周りに褒めてもらったことがないか、考えてみる
- 行動により発生した価値や、改善から成功に至ったものなど、小さなことも書き出す
上記のように箇条書きで書き出します。
Step4:改善すること
ここでは、改善点を書き出します。
改善点というのは、ダメ出しではなく、あくまでも問題の原因の追求です。
誰かを攻撃するような責任の追及は行わないようにしましょう。
ここで書き出すポイントは、以下の通りです。
- 「改善点を共有するのがチームの成果を導く」という意識をもつ。
- 問題に対して、「なぜ?」と深掘りをして考える。
上記の箇所に書き出していきます。
Step5:新たに挑戦すること
ここでは、KeepとProblemで書き出したことを踏まえて、今後新たに挑戦することを書き出します。
新たに挑戦すること、というのは、アクションになることです。
ここで書き出すポイントは、以下の通りです。
- 「意識する」「頑張る」などはNG。具体的な行動を書く。
- Keepからはさらによくするアクションを考える。
- Problemからは問題を解決するアクションを考える。
- アクションの目的を明確にする。
これだけです!!
手順としては、非常に簡単なので、ぜひ、取り入れてみて欲しいなと思います。
完成イメージはこんな感じです。
全体から分かること
KPTを行う際は、発生した出来事や数値的な結果だけを見るのではなく、そうなるまでの過程や仕事の仕方に目を向けることがポイントですね。
また、一回やって終わりではなく、数週間ごとや月ごとなど、定期的に行うことで、短期間でPDCAを回せるようになります。
例を挙げてみると
ここまで、KPTについてご紹介してきましたが、文字の説明だけではイメージしづらいと思います。
ここからは、実際にKPTをやってみますので、これを見てよりイメージを深めてもらえたらと思います。
こんな感じでどんどん書き出していきましょう。
一人でするより複数で行った方がより多くのアイデアが出ます。
また、KPTは仕事だけでなく、学生だと部活や就活でも使えそうですね。
社会人だけでなく、様々な人にやって欲しいなと思います。
全体の参考文献は以下になります。
短く分かりやすくまとまっているので、おすすめの一冊です。
まとめ
今回は、KPTについてご紹介しました。
難しい言葉はなく、仕事以外でも使えるものなので、ぜひ、やってみて欲しいなと思います。
本文中にも書きましたが、一人でするのではなく、複数の人とすることで、より良いKPT分析ができます。
このKPTは、PDCAを回す際には必ずやって欲しい方法です!これを読んだあなたが、「ちょっとやってみよう」という気持ちになってくれたら嬉しいです。
次回は、YWTについてご紹介します。お楽しみに!