sacchimarketingのブログ

22歳インターン生です。就活に不安を抱えている人や新たにマーケティングを勉強したい人に向けたブログです。私が実際に体験したインターンのことや、今、インターンで勉強しているマーケティングに関して、投稿しています。ちらっと読んでいただけると嬉しいです。

AARRRってなんのこと?そんな疑問に1からお答えします!

こんにちは、さっちーです。

 

現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。

「そんな私がブログをやっているのは、なぜか?」って?

 

それは、インターンマーケティングを勉強するうちにインプットだけじゃなく、アウトプットしたいと思うようになったからです。

 

「どうせやるなら、誰かの役に立つことをしたい。」

         ↓

「じゃあ、私のようにマーケティングを勉強したい人のために発信しよう。」

ってなりました!!

 

そんなこんなで、ブログやってます。

 

自己紹介はこの辺にしておきます、長くなっちゃうので。笑

もし、もう少し知りたい方は、下のページから見に行ってみてください。

 

sacchimarketing.hatenablog.com

 

私のことを少し知っていただけたところで。

 

今回のテーマはこちら! だだーん!!

 

〜「AARRR」〜

 

初めてこれ見た時、

「AARRR!?!?!?!?」

ってなりましたね。

なんじゃこれ!っていう。笑

 

まず、読めない…笑

 

読み方は、「アー」って読むみたいです。なんやねんそれってね。

 

ということで、今回は名称の時点でちょっと面白いAARRRについてご紹介します。

 

一体なんなんでしょうね!

 

では、内容に入りましょ〜

 

 

AARRRとは

今回、ご紹介するのは、AARRRです。

 

これから、AARRRが一体どういうものなのか、何のためなのか、メリットはなんなのか、どうやってやるのかを、順にご紹介していきます。

 

最後まで読んでいただければ、もうAARRRが使えるようになってること間違いなしです!

 

それでは、気になる中身に入りましょ〜

 

AARRRの概要

AARRRとは、ビジネスにおける顧客獲得から収益化までの段階を5つに分け、各段階にKPIを設定し、仮説検証をしていくものです。

その5つの頭文字を取った用語で、「アー」と読みます。

 

AARRRは、会員を集め収益化を目指すWebサービスでよく使われるやり方です。

 

AARRRの5つの段階

AARRRの5つの段階は、以下の通りです!

  • Acquisition(獲得)…新規ユーザー獲得、アクセスを集める
  • Activation(活性化)…利用開始
  • Retention(継続)…継続利用
  • Referral(紹介)…紹介制度で拡散
  • Revenue(収益化)…収益最大化

 

Acquisition(獲得)とは

ここで言う獲得とは、新規ユーザーを獲得すると言う意味です!

 

例えば、訪問数やダウンロード数、登録者数などをKPIに設定することが多いです。

 

取り組みとしては、顧客へのサービス周知や登録を目指すことを考えます。

 

Activation(活性化)とは

ここで言う活性化とは、利用開始を意味します!利用をしてもらい、慣れてもらわないと最終的な収益化まで繋がらないためです。

 

例えば、利用や作業、体験の回数や時間などをKPIに設定することが多いです。

 

取り組みとしては、初回利用での高い満足度を目指すことを考えます。

 

Retention(継続)とは

ここで言う継続とは、一定期間を過ぎても継続的に利用しているか、を意味します。

 

例えば、有料会員数や再訪問数、再利用、連続利用日数などをKPIに設定することが多いです。

 

取り組みとしては、継続的な利用や高い利用率を目指すことを考えます。

Referral(紹介)とは

ここで言う紹介とは、すでにサービスを利用しているユーザーが、新規のユーザーにサービスを紹介誘導することを意味します。

 

例えば、SNSのシェア数や招待数などをKPIに設定することが多いです。

 

取り組みとしては、ユーザーから口コミや紹介で広がりを作ることを考えます。

 

Revenue(収益化)とは

ここで言う収益化とは、発生した収益を意味します。

 

例えば、収益が発生した割合(購入数)や1件あたりの平均収益、広告視聴回数などをKPIに設定することが多いです。

 

取り組みとしては、収益化および収益性の向上を目指すことを考えます。

 

 

AARRRの目的

AARRRの目的は、以下の通りです。

  • 各段階ごとに目標を定めることで、無駄のない部分改善を行うため

 

AARRRのメリット

AARRRのメリットは、次の2つです。

  • 顧客の流れから段階を分けて、各段階にアプローチしていくので、最終的に全体改善につながる
  • ファネル(広く集客したところから、顧客が段々少数になっていく)のイメージで行うため、優先すべき改善点が見つけやすい

 

         f:id:sacchimarketing:20200221124011p:plain←ファネルのイメージです!

 

AARRRのやり方

ここまでAARRRについてご紹介してきましたが、なんとなく理解していただけたでしょうか?

 

「収益化までの各段階に設定したKPIを元にPDCA回すってこと?」

 

そういうことです!そこまで伝わっていたら完璧です!

 

では、ここからは、もっと理解を深めるためにも、実際に使えるようになるためにも、AARRRのやり方をめちゃめちゃ詳しくご紹介していきます。

 

一体どうやるんでしょうね!

じゃあ、気になる内容に行ってみましょ〜

 

シートを用意する

まずは、シートを用意します。

 

このシートは自作しても構いませんし、ネットからダウンロードしても構いませんし、私のをコピーしても構いません!

 

AARRRで使うシートは以下のようなものです。

 

f:id:sacchimarketing:20200221150250p:plain

 

顧客体験の流れを書き出す

続いて、顧客体験の主な流れを5つの段階に合わせて書き出します。

 

今回は、音楽アプリで有名な「AWA」を例にやってみようと思います。

実際にやってみると、以下のようになります。

 

f:id:sacchimarketing:20200221160200p:plain

 

書き終わったら、流れにおかしいところがないか、一貫性があるかを確認します。

 

KPIを設定し、記入する

続いて、各段階のKPIを設定します。

 

「KPIってなに?」

「KPIってどうやって設定するの?」

って思った方は、下のページからご覧ください!

 

sacchimarketing.hatenablog.com

 

AWAの例で実際にやってみます!

 

f:id:sacchimarketing:20200221161354p:plain

 

こんな感じで、通常のKPIとは異なり、具体的な数値は記入しません。

 

KPIを設定する際に注意するのは、設定する対象を揃えることです。

上図の例では、「人」で揃えています。

 

目標値を設定する

続いて、先ほど設定したKPIに対する目標値を設定します。

 

ここの目標値は一番上のKPIを100%と設定し、それに対して、各段階に対して何%を目標値に設定するのかを考えます。

 

AWAの例で実際にやってみます!

 

f:id:sacchimarketing:20200221162144p:plain

 

基本的に上から順に減っていく流れになります!

ただ、紹介に関しては、例外の場合もあり得るので、収益化の方が多くなる場合もあります。

 

現状の結果と割合を記入する

実測データをもとに、現状を記入します。

 

その数字に対して、一番上の数字の割合を100%にし、順に記入していきます。

 

AWAの例で実際にやってみます!

 

f:id:sacchimarketing:20200221163226p:plain

 

これで、AARRRは完成です!

 

AARRR完成後

ここまででAARRRは完成したのですが、これで終わりでは作成した意味がありませんよね?

 

目標値と割合に着目すると、ここにアプローチしないといけないというのが、見えてくると思います。

 

AWAの例でいうと、「継続」の段階で急激に数字が減ってます。

音楽を毎日聞かない人は少ないと思うので考えられる原因は、他のアプリを使用しているということだと思います。

  • 使ってみると使い勝手が悪かった
  • 聴きたかったアーティストの曲がなかった…

上記のような原因が考えられると思います。

 

そのため、ここの改善をしない限り、大きな成長は望めないということが分かります。

 

まとめ

今回は、AARRRという一見読めないフレームワークをご紹介しました。笑

 

でも、やってみると、「なるほど」って感じですよね。

読んでみていかがでしたか?

 

このAARRRは、全ての業界で使えるわけではないですが、Webサービス系ではめちゃめちゃいいなぁと感じました。

 

様々なフレームワークが存在するので、自社やその時にあったものを選択できるようになりたいですね。

 

私もそうなれるように引き続き頑張ります!