KPIとKGIを徹底解説!KPIツリーのやり方もご紹介します!
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社のインターンに参加している大学4年女子です。
Twitterでは、就活生のお悩み相談屋もしてます!
こんな私が、マーケティングに関する記事を書いているのには、理由があります。
それは、インターンでマーケティングを勉強する中で、学ぶだけではなく、他に何かできることはないかと思ったからです。
それで、マーケティングを勉強する人の力になりたいと思い、こうして記事を書き始めました。
なので、私はマーケティングのプロではありません。
ただ、その分、分からない方と同じ目線で記事を書いているので、きっと分かりやすい内容になっていると思います!
今までの記事もぜひ、読んで参考にしていただければと思います。
前置きは、この辺にしておいて。
今回のテーマはこちら! だだん!!
〜「KPIとKGI」〜
社会に出ると、必ず耳にする言葉ですね。
それで、検索してこのページに辿り着いた方もいるのではないのかなと思います。
私もインターンを始めた頃にこの言葉を聞きまして、
「ん?KPI?KGI?なんそれ?」
って思いました。笑
何しろ、ビジネス用語の勉強をしたことがなかったので、急に
「KGIはこれ何ですけど…」
って話されて、
「待って待って、なにKGIって?」
とパニック状態に。笑
あなたもそんな経験があるんじゃないのかなと思います。
そんなKPIとKGIを今回は、ご紹介したいと思います。
では、いってみましょう〜
KGIとは
まず、先にKGIからご紹介していきたいと思います。
KGIとKPIって、真ん中の文字一つの差だから、覚えにくいのですよね。笑
この記事を読んでしっかり覚えていってください!
KGIの概要
KGIとは、「Key Goal Indicator」の頭文字を取った言葉で、重要目標達成指数と呼ばれます。
企業や組織、チーム、個人が何らかの目標を目指して活動する際に、目標達成されているかを確認するための指標です。
なんか「重要目標達成指数」って漢字の羅列的に難しそうですよね。笑
覚えにくい方は、「ゴール」と覚えてもらえたらいいかなと思います!
KGIの目的
KGIを設定する目的は、
「目標を数値化して設定することで、目標達成を明確にするため」
です!
KGI設定のメリット
KGI設定のメリットは、以下の通りです。
- 可視化することで、組織やチームのメンバー間で目標を共有することができる
- 設定することで、今後何に取り組んでいくべきなのかを考えることができる
KGIの設定方法
KGIがどんなものか分かっていただけたでしょうか?
あ、分かりました?ありがとうございます!
それでは、最後にKGIの設定方法をご紹介します。
KGIの設定に関しては簡単です!
- 数値化する
- 期限を決める
上記2つさえ意識してもらえたら、KGIは設定できます。
例えば、学生なら「来年の最終試験で100点取る」だったり、ビジネスの場なら、「来年の売上を1億にする」だったりなど…。
このように期限と数値化することを意識して作ります。
KPIとは
では、KGIのご紹介が終わったところで、続いて、KPIのご紹介をしていきたいと思います。
KPIは特に大事なため、正しく理解できるようになりましょう!
では、いってみましょう〜
KPIの概要
KPIとは、「Key Performance Indicator」の頭文字を取った言葉で、重要業績評価指標と呼ばれます。
先ほど紹介した、KGIが目標達成されているかを確認するための指標に対して、KPIは、
KGIを達成するために必要なプロセスを確認するための指標です。
覚えにくい場合は、「ゴールに向かう途中のステップ」と覚えてもらったら、分かりやすいかなと思います!
KGI1つに対して、KPIは細かく複数設定します。
その理由は、KGIまでのプロセスを明確にするためです。
KPIの目的
KPIの目的は、
「KGIを達成するために必要なプロセスを明確にするため」
です。
KPI設定のメリット
KPI設定のメリットは、以下の通りです。
- 共通の指標があるので、全員が同じ方向に向かえる
- 個々にKPIを設定すると、評価の一基準になり、評価がしやすくなる
KPIの設定方法
何となく、「KPIってこういうものなのか〜」と理解していただけたでしょうか?
「KGIは1つだけど、KPIって何個もいるんでしょ?設定するの難しそうやけど…」
そうなんです、KGI1個に対して、KPIを複数設定します!
だから、難しそうですよね。
そんなKPIの設定方法の中の1つに「KPIツリー」というやり方があります。
今回は、そのKPIツリーをご紹介していきます!
KPIツリーとは
KPIツリーとは、KGIをKPIに分解し、それを樹形図の形で表現したものです。
KPIツリーの目的
KPIツリーの目的は、
「KGIを達成するには、何が必要なのかを可視化するため」
です。
KPIツリーのメリット
KPIツリーのメリットは、以下の2点です。
- 最終目標とそこまでのプロセスが明確に一目で分かる
- 具体的な施策の設計や改善、役割分担ができる
- 定量的な評価ができる
KPIツリーのやり方
はい、ということで、KPIツリーのやり方を細かくご紹介していきます。
これで、会社で「KPIを設定して」と言われても、戸惑うことがなくなりますね。
では、いってみましょう!
KGIを設定する
KPIツリーの頂点となるKGIを設定します。
まずは、大枠を作りたいので、具体的な数字はここでは必要ありません。
例えば、「売上」や「来店者数」などのようにKGIを設定します。
今回は、私のブログを例にします。
KGIは、「PV(webへのアクセス数)」と設定します。
KGIを記入する
先ほど設定したKGIを記入します。
KPIツリーは、一枚のシートにどんどんKPIを足していくものなので、形が決まったシートはありません。
紙やパワーポイントなど、何でも構いませんが、記入します。
外枠をつけているのは、一枚のシートに記入していく上でイメージしてもらうためなので、本来はいりません!
こんな感じで、KGIを記入します。
KPIに分解する
続いて、KPIに分解します。
設定したKGIをKPIに分解していくのですが、ここで注意する点があります。
- 加減乗除(+ ー × ÷)で表現できる要素に分解する
↑ これはマストです!!
なぜかというと、KPIそれぞれをどの程度達成すれば、KGIが達成できるかを具体的に考えるためです。
例えば、売上なら「顧客数」×「顧客単価」なので、まず、この2つに分解し、さらに顧客数を分解し、「来店者数」×「購入率」というようになります。
私のブログの例でやってみます!
このようにどんどん広がっていきます。
これで、大枠が完成しました。
KPIツリーと検索すると、よく上図のようなものが出てきますが、ここで終わってしまうと、具体的な施策に繋がりません。
なので、ここに数値を設定していきます。
KPIツリーに数値を設定する
KPIツリーに数値を設定していきます。
今は、KGIに辿り着くまでの構造のみを作成したので、数値を設定することで、よりKGIとKPIが明確になります。
私のブログの例でやってみます!
これで完成です!
一目見ただけで、KGIに向けて必要な要素と数値が分かりますね。
まとめ
今回は、よく耳にするKPIやKGIについてご紹介しました。
伝えたいのは、ゴールがKGIで、そこまでのプロセスがKPIというイメージを持ってくださいってことです!
KPIを設定する際は、基本的にKGIから逆算して設定することが多いのですが、KPIツリー以外のやり方ももちろんあります。
なので、明日の投稿では、「AARRR」というやり方をご紹介します!
お楽しみにー!
最後まで読んでいただきありがとうございました。