RFM分析とは?あなたの疑問に例を用いながらお答えします!(初心者向け)
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
最初に言っておきますが、私はマーケティングのプロではございません!
ただ、インターン先はマーケティング事業部のため、日々勉強しています。そんな中で、私の経験が誰かの役に立てたらと思って、このブログを書いています。
「難しい用語は無理……」と思う方に、ぜひ読んでほしい、そんなブログです!
えー、これまで6つの市場分析の方法をご紹介してきました。見ていただけたでしょうか?まだの方で気になる方はぜひ、下のリンクをクリックしてみてください!
「そんなことよりRFM分析について知りたい…」と言う方は、このまま読み進めていただければと思います。
ということで、今回は、RFM分析についてご紹介していきます。
それでは、早速いってみましょう!
RFM分析とは
今回、ご紹介するのは、RFM分析と言い、自社の顧客情報を分析して優良顧客を特定するためのものです。3C分析における顧客(Customer)を分析する際に使います。
それでは詳しい内容にいってみましょう。
概要
RFM分析とは、最新購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、合計購買額(Monetary)の3つの視点から顧客を分類し、分析することを言います。
目的
RFM分析をすることで、顧客が自社にとってどういう状態なのか、どれくらい優良顧客なのかが分かります。例えば、「このお客さん、前はよく買ってくれてたのに、最近はあんまり買ってくれてないな…。」とか!
つまり、それぞれの顧客のタイプに合わせたマーケティング施策を実施するために有効的な分析となります。そして、LTV(顧客生涯価値)の向上につながるというわけです!
方法
続いて、RFM分析のやり方を順にご紹介します。
データの定義
まず、分析の目的は何なのかを確認します。
ただ、単に「優良顧客を知りたい」のであれば、最新購買日・購買頻度・合計購買額を分析します。また、「費用対効果の改善のためにどんな状況か知りたい」というのであれば、最新購買日・レスポンス頻度・合計金額を分析します。
このように、目的によって、RFMの設定の仕方が異なってくるので、目的をはっきりさせておきましょう。
データの指標化
収集したデータを分類できるように、RFMそれぞれを点数化しておきます。
例えば、優良顧客を特定したい場合は、下のような表を作成します。
あくまでも例なので、項目のそれぞれの設定数値は、それぞれ自社に合うように各項目を埋めていきます。
データの収集
収集した顧客情報を表に入力していきます。エクセルやスプレッドシートで作成していきます。
例えば、先ほどの例から情報を収集し、表にすると、以下のようになります。
こんな形で、自社の顧客の状態や特徴を分析していきます。
データのグルーピング
今後の施策を考えるために、データをグルーピングしていきます。
例えば、合計点数でグルーピングすると以下のようになります。
全体から分かること
グルーピングすることで、例えば、SSランクに属する顧客が自社にとって最も優良顧客であることが分かります。
このようにグループ分けした上で、「このグループには、こういう施策を取っていこう」や「今までやっていた施策はやめた方がいいな」と分かるようになります。
つまり、グループごとにアプローチ方法を変えることができるため、効率のいい施策を実施することができるようになります。
全体の参考文献は以下になります。短く分かりやすくまとまっているので、おすすめの一冊です。
まとめ
RFM分析は、「様々な顧客に対してどうアプローチしたらいいのかわからない」とお悩みの人におすすめの分析手法です。
RFM分析は、データが多いほど分類や対策を立てるのは大変ですが、これまでご紹介してきた分析方法の中で取り組みやすく、結果もはっきり出るため、ぜひ、やってみてほしいなと思います。
次の投稿では、ペルソナについてご紹介します。お楽しみに!