3C・PEST分析とは?市場分析を交えてご紹介します!(初心者向け)
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
最初に言っておきますが、私はマーケティングのプロではございません!
ただ、インターン先はマーケティング事業部のため、日々勉強しています。そんな中で、私の経験が誰かの役に立てたらと思って、このブログを書いています。
「難しい用語は無理……」と思う方に、ぜひ読んでほしい、そんなブログです!
今回から、今、実際にインターンで学んでいるマーケティングに関することをご紹介していきます。
その中でもビジネスで使われるフレームワークについて実例を用いながら、分かりやすくお伝えしていけたらと思っています。
例えば、ビジネスにおいて市場分析という言葉を聞きませんか?雰囲気は分かっていても、実際どんなことをするのか、どんな方法があるのかを知らないって人もいるんじゃないでしょうか。
ということで、早速!今回は、市場分析についてご紹介していきます!
市場分析のビジネスにおける位置
市場分析のご紹介に入る前に、市場分析は様々な場面で使われます。例として、ビジネスで問題を発見した際の流れをご紹介します。
基本的な流れは以下の順になります。
- 問題・課題の発見
- 市場分析
- 課題解決のアイデアを練る
- 戦略の立案
- 業務改善
- 組織のマネジメント
- 他者への共有
その中でも市場分析は2番目に行われます。
そもそも分析って?
私の場合、分析という言葉を使っていても、分析の持つ意味を十分に理解せず使っていました。
なので、まずはビジネスにおける分析とは何かをご紹介していきます。
分析とは
いくつかの情報をもとに私が考えるビジネスにおける分析の定義は以下の通りです。
- 複雑な物事を一つ一つの要素や成分に分解し、その構成やそれぞれの関係性について明らかにすること。
様々な分析手法
分析にもいくつかの種類があります。
- データ分析
- 情報分析
- 統計分析
- 課題分析
- 市場分析…
他にもありますが、いくつか例を挙げただけでもこれだけ分析の種類があります。一概に分析とはこれだと言い切ることはできません。
分析において重要なこと
分析は行えばいいものではありません。いくらいい方法を思いついたとしても、問題解決に繋がらなければ、意味がありません。
分析において重要なことは2点です。
- 分析対象の全体像を把握した上で分解していく
- 分析を行う目的を考える
分析対象を理解できていないまま分解していくと、関係ないものまで混ざってしまったり、逆に足りなかったりなど、十分な分析が行えない可能性があります。
また、ありがちなのは、分析を行うことが目的となり、問題解決に必要な分析とはずれしまう可能性もあります。
市場分析って?
分析について理解してもらえたところで、本題の市場分析とは何なのかをご紹介していきます。
一体何なんでしょうね。
市場分析とは
市場の特性を調査、分析し、市場像を明らかにすることを市場分析と言います。
具体的には、ものやサービスの購買者、非購買者、使用者、支払者、購入決定者など人に関することや、購買場所、購買時期、購買動機、非購買理由など市場に関わる消費者の全てを分析することを指します。
また、市場規模や市場動向、競合状態も市場分析に含まれます。
市場分析する際には、自社・顧客・競合・外部環境の4視点を持つことが非常に重要です。
https://www.weblio.jp/content/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E5%88%86%E6%9E%90
市場
市場自体がまず何なのかっていう疑問が私の中であったので、ご紹介します。
市場とは、ビジネスの取引が行われている状況・場所全てを指します。
服の市場を例にすると、小売店や卸売、製造者、デザイナーなど服に関わる全てを意味します。
なるほどなとイメージしていただけたでしょうか。
市場分析における基本のフレームワーク
今回ご紹介するのはこちら。
- 3C分析
- PEST分析
市場分析に使われるフレームワークは、自社・顧客・競合・外部環境のそれぞれを分析するものに分かれています。
今回ご紹介する3C分析は自社・顧客・競合を、PEST分析は外部環境を分析するためのフレームワークです。
この2つはどんな分析にも大事な要点であり、念頭において分析を行うことをおすすめします。
これだけ見ても、私は「ん?」って思ったので、それぞれをご紹介していきます。
3C分析とは
3Cとは、「自社(Company)」「顧客(Customer )」「競合(Competitor)」の略で、3つの視点で分析し、事業成功のポイントを探ることを、3C分析と言います。自社の取りうる戦略の設計や、事業の方向性の検討など、多様な場で使われます。
3つの視点から考えますが、各要素は連動しており、独立して考えてはいけません。
例えば、自社について分析するなら顧客のことを知る必要がありますし、競合を知らなければ、自社の位置付けを把握できないというようになります。
3Cが連動していることを念頭に、各要素について詳細に調査することが大切になります。
PEST分析とは
もう一つは、PEST分析です。
「政治(Politics)」「経済(Economy)」「社会(Society)」「技術(Technology)」の頭文字を取ったもので、自社の事業や組織に影響を与える「マクロ的な環境要因」を考える際に用いられるフレームワークです。
時代の変化の中で、今まで役に立っていたものが役に立たなくなったり、逆に新しいものが注目されたりします。
そういった外部環境の分析は大事であり、事業に大きな影響を与える「マクロ環境」を知ることは必須です。
そのマクロ環境を効率よく、かつ網羅的に分析するのに、PEST分析は用いられます。
全体の参考文献は以下の通りです。分かりやすく短くまとまっているので、おすすめの一冊です。
まとめ
正直、記事を書きながら難しいなと思いましたね。 でも、今回のところをしっかり押さえていると、今後の理解が少しでもスムーズになります。
逆に理解せずに進むと、基盤がないことで理解できないことがでてきたり、薄い理解になってしまいます。
あまり見慣れない単語が並んでいるかもしれませんが、社会に出て必要になることなので、知っておくに越したことはないです!私も、「こういうことを勉強しておけばよかった…。」と今、すでに後悔しているくらいです。笑
もし、まだ学生なら周りより一歩リードするチャンスです!少しずつで構いません、あなたも一緒に勉強しませんか?