sacchimarketingのブログ

22歳インターン生です。就活に不安を抱えている人や新たにマーケティングを勉強したい人に向けたブログです。私が実際に体験したインターンのことや、今、インターンで勉強しているマーケティングに関して、投稿しています。ちらっと読んでいただけると嬉しいです。

コンサルティングとは何か?誰でも分かるように徹底解説します!

こんにちは、さっちーです。

 

現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。

 

私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。

 

また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。

 

そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。

 

全力でお答えします!!

 

はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!

 

〜『コンサルティング』〜

 

コンサル、コンサルとよく聞きますね。

聞いたことある方は多いんじゃ無いかなと思います。

 

でも、コンサルティングを正しく説明できる人はどれだけいるのでしょうか?

私は少し前まで、コンサルティング=「相談を受けて解決案を出し、解決する」っていうものだと思ってました。

 

就活中に至っては、マーケティングコンサルティングの違いがいまいち分かってなかったんですよね。

 

ということで、分かってないのはまずいだろうと思い、コンサルについて勉強しました。

 

そのアウトプットも兼ねて、この記事を読む皆さんに知ってもらえたらなと思ってます。

 

では、いってみましょう〜

 

 

コンサルティングとは

今回ご紹介するのは、コンサルティングです。

以前、マーケティングのことをご紹介したので、次はコンサルティングかなと思って、今、記事を書いています。

 

この記事を読んだら業界理解が深まるような記事にしたいと思っているので、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

では、内容に入りたいと思います!

 

概要

コンサルティングとは、企業の抱える経営に関する様々な課題を中立的な立場から、今後の展開や戦略のアドバイス・提案を行ったり、支援を行う仕事を指します。

 

コンサルティングの直訳は、「相談に乗ること」ですが、それだけではなく、クライアント企業の様々な情報を分析し、社内システムから経営方針、今後の展開や人事戦略など、様々な視点から解決策を提案していきます。

 

例えば、売上に悩んでいる企業がいるとします。

その企業に対して、コンサルタントは、「どの事業がダメなのか、どの事業はいいのか?」などを分析し、改善策を提案して報酬を得る、という形になります。

 

また、コンサルティングを仕事にしている人のことをコンサルタントコンサルティングを業務としている企業をコンサルティングファームと言います。

 

目的

コンサルティングの目的は、以下の通りです。

  • クライアントが発展するための手助けをするため

 

クライアントが現在のデメリット・改善点を改善し、良くしていくためにコンサルティングは存在しています。

中には、企業に属しながらもクライアントの指名で、契約をしている場合もあります。

 

年収

年収…、気になりますよね?

コンサルタントの年収は、一般的な会社員よりは高い傾向があります。

 

平均的にいうと、500万円〜1000万円と言われていますが、20代で1000万円を超えている人も中にはいます。

 

実力主義の世界であるため、結果を出せばその分、収入は増えるというわけです。

 

コンサルティングファームとは

コンサルティングを業務としている企業のことを、コンサルティングファームとご紹介しました。

そこには、多くのコンサルタントが属しており、有名な大企業もあれば、中小企業もあったり、業界ごとに特化した企業もあります。

 

コンサルティングファームはいくつもあるので、その中でも有名な6つをご紹介します。

それぞれを簡単にご紹介します。

 

コンサルティングファーム:戦略系

戦略系コンサルティングファームは、コンサルティング業界といえば、というくらい有名だと思います。

大手企業や外資系企業などを主な顧客とし、M&Aなども含めた経営戦略を展開しています。

 

クライアントが企業のトップの場合が多く、「若いうちから企業のトップと関われる」「大規模な案件に関われる」とやりがいがあり、人気です。

 

代表企業としては、以下のような企業が挙げられます。

 

コンサルティングファーム:IT系

IT系コンサルティングファームは、ITを切り口に顧客のビジネスやITを活用した業務改革やシステム導入、オンラインビジネスなどを得意としています。

 

クライアント企業のニーズにあったITシステムや技術の導入提案による、クライアントの課題解決を仕事としています。

 

ITは技術の発達が早く、他のコンサル業界に進んでも、ITに関する知識が必要とされます。

 

代表企業としては、以下のような企業が挙げられます。

 

コンサルティングファーム:人事系

人事系コンサルティングファームは、人事制度や育成・研修、年金など人事部が抱える課題を解決していきます。

 

代表企業としては、以下のような企業が挙げられます。

 

コンサルティングファームシンクタンク

シンクタンクコンサルティングファームは、日本の証券会社や銀行など大手金融機関が立ち上げたもので、公的機関から日本の経済動向・環境問題・少子高齢化などの依頼を受けて、調査・研究・分析を行い、サポートを行います。

 

証券会社や銀行のグループ企業をクライアントにしてコンサルティングを行っているため、安定した経営が成り立っているのが特徴です。

 

また、シンクタンクはデータが命であるため、粘り強く分析を続け成果をだす「研究者」としてのスキルが求められます。

 

代表企業としては、以下のような企業が挙げられます。

 

コンサルティングファーム:総合系

総合系コンサルティングファームは、あらゆる業界の企業をクライアントとし、そのクライアントにまつわる全てのことを総合的にサポートします。

 

戦略系コンサルのように事業戦略立案やIT戦略立案のようなものから、クライアントの業務そのものやITサービスの外部委託といったような、あらゆることを行います。

 

大企業の多くがクライアントであるため、大規模プロジェクトでクライアントを一貫サポートできるのが、総合系の魅力です。

 

ただ、企業によっては、サービスごとに部門が分けられているため、「様々な種類の案件に関わりたい」や「まだ具体的な領域は決まってない」という就活生にはおすすめです。


代表企業は、以下のような企業が挙げられます。

 

コンサルティングファーム:中小企業系

中小企業コンサルティングファームは、日本で独自に進化を遂げ、日本企業のほとんどを占める中小企業をメインターゲットとし、業績の向上に関するアドバイスを行います。

 

コンサルタント経営戦略の立案だけでなく、実際に業績が向上するまでコミットするのが特徴です。

 

日本を下支えする多くの中小企業に関われるという「やりがい」や、販売戦力など事業を成功に導く「コンサル力を鍛えられる」というのも魅力です。

 

代表企業は、以下のような通りです。

 

仕事の流れ

続いて、コンサルタントの仕事の流れをご紹介していきます。

 

基本的に以下のような流れになっています。

  1. プレゼンテーション
  2. 案件受注
  3. キックオフ・ミーティング
  4. インタビュー・仮説
  5. 課題解決方法の設定
  6. 提案・実行支援

それぞれを簡単にご紹介していきます。

 

Step1:プレゼンテーション

まず、コンサルの案件は、営業やファームへの直接依頼、競合他社とのプレゼンテーションで決まります。

 

プレゼンテーションの場合、企業の置かれている状況や課題の背景、アプローチ方法、体制、期間などの提案書を作り、企業の経営陣へプレゼンテーションを行います

 

プレゼンテーションは自社だけでなく、複数のコンサルティングファームとコンペになることも多々あります。

 

Step2:案件受注

先ほどの段階を経て、クライアントに提案を受け入れてもらえると、正式に案件受注ということになります。

 

そして、コンサルティングファームでは、メンバーが選出され、プロジェクトチームが構成されます。

また、同時にクライアント側でもプロジェクトメンバーを選出してもらい、そこと協力してプロジェクトを進めていく形になります。

 

Step3:キックオフ・ミーティング

プロジェクトチームが発足後、全員集合し、顔合わせとプロジェクト全体の体制やスケジュール等の確認を行います。

 

Step4:インタービュー・仮説

ここからは実行に向けて準備していきます。

 

課題解決の仮説構築のため、クライアントや専門家にインタビューをしたり、データ収集をし、材料を集めていきます。

そうして、クライアントとも議論しながら、課題解決に向けて仮説を立て、検証するサイクル(PDCA)を繰り返し、進めて行きます

 

Step5:課題解決方法の設定

先ほどの準備段階で集めた情報やデータから、最終的な課題解決方法を設定して行きます。

 

クライアント側とコンサルタント側両者で議論し、最終的に提案するものを固め、中身を充実させたら、最終報告・提案に臨みます。

 

Step6:提案・実行支援

そして、最終的な結論を経営陣に発表します。

これでプロジェクトはひとまず終了です。

 

近年では、提案した課題解決方法を実行するため、クライアントと一緒に実行支援まで行うコンサルティングスタイルが増えています。

提案で終わりではなく、クライアントに成果が出るよう定着に向けて改善を図りながら支援していきます。

 

コンサルティング用語

ここまでコンサルティングについてご紹介してきましたが、最後にいくつか、コンサルティングでよく使われる用語をご紹介しておきます!

  • 3C…顧客・自社・競合の3つの観点から戦略を練ること。
  • 4P…製品・価格・販売チャネル・プロモーションの4つの観点から戦略を練ること。
  • アサイ…プロジェクトメンバー割り当てのこと。
  • アジェンダ…議題や会議の事項、またはその備忘録のこと。
  • リソース…資源や資産。人的な資産をさすことが多い。
  • リリース…プロジェクトから外されること。

 

3Cと4Pに関しては、以前まとめた記事があるので、詳しく知りたい人は以下をご覧ください!

 

sacchimarketing.hatenablog.com

  

sacchimarketing.hatenablog.com

 

まとめ

 今回も結構ボリューミーな内容になってしまいましたが、これだけ読めばコンサルティングについて、だいぶ理解できるんじゃないかなと思います。

 

コンサルティング業界は、今後もまだまだ需要の高い業界です。

収入も高く、魅力の多い仕事ですが、実力主義のため厳しい世界であることは間違いありません。

 

でも、やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいと思うので、やりたいと思うのなら、挑戦してみるべきなんじゃないかなと私は思います!

 

そんな人の背中を少しでも押せるような、また、その人のためになるような記事であれば嬉しいです!

 

私も引き続き勉強していきたいと思います。