YWTとは?振り返り手法としてはKPTとどっちがいいの?
こんにちは、さっちーです。
現在、就職先の会社でインターンに参加している大学4年女子です。
私のブログでは、就活やマーケティングに関することを発信しています。
また、Twitterでは、ブログ投稿のお知らせと、皆さんに伝えたい有益応報を中心に投稿しています。
そして、就活生に向けたお悩み相談も行っています。
私が全力でお答えします!!
はい、ということで、今回のテーマはこちら!!だだん!!!
〜『YWT』〜
また、大文字が並んだやつ。
なんでフレームワークはパッと見て想像できない名前のものが多いのでしょうか…。
今回の「YWT」もきっと何かの頭文字が並んだものなのでしょう。
気になるので調べてみました!
簡単に説明すると、経験から次のアクションを考えるためのやり方です。
これから、YWTをもっと詳しく、1から100まで徹底解説します!
読み終えた頃には、あなたも実際にできるくらいに理解できているはず!!
では、内容にいってみましょう〜
YWTとは
今回ご紹介するのは、YWTです。
YWTとは、経験を学びに変えて次に活かすための方法です。
では、詳しい内容をご紹介します。
概要
YWTとは、「Y(やったこと)」「W(分かったこと)」「T(次にやること)」の頭文字を取ったものです。
YとWで振り返りを行うことで、次のアクションにつなげていくことができます。
いわゆる、振り返り手法ですね。
目的
YWTを行う目的は、自分の経験を概念化して、再現性のある知識やノウハウに繋げるためです。
方法
続いて、YWTのやり方を順にご紹介します。
シートの用意
まず、はじめにYWTで使うシートを用意します。
イメージ図なので、これじゃないといけないことはありません。
また、YWTは、ホワイトボードや付箋を使ってやることをおすすめします!
やりやすい形で行ってください。
やったことを書き出す
続いて、 今までの企画運営や日々の業務の中で「やったこと」を全て書き出します。
ここでいうやったことは、ルーティーンワーク化しているものではなく、その時にやった単発の作業をあげると次のアクションに繋げやすいかなと思います。
分かったことを書き出す
続いて、先ほど挙げた、やったことを踏まえて分かったことを書き出します。
やったことの中から「なにを学んだのか」、「どんなことに気づいたのか」などを考えます。
つまり、ここは、学びや気づきを書き出す段階です。
ここが一番大事です!!!
ここでは、成功と失敗の両方に目を向けて、学びや気づきを書き出すことを意識します。
失敗した部分にだけ目を向けると、成功したことを伸ばすことができなくなるので注意してください。
次にやることを書き出す
最後に、先ほどの「分かったこと」で洗い出した内容を次回に向けてどう活かすかを考え、書き出します。
明日から、来週から、来月からどうするかを考えるというイメージです。
ここで挙げた内容を次回のやったことに書き出すという流れになります。
全体から分かること
この方法は一回やるだけじゃなく、定期的に行うことが大事です。
会社であれば、業務の中に定期的に盛り込むなどして、習慣化させることが重要だと思います。
また、YWTを一人でやった場合は、チームに共有することで、チームの勉強にもなります。
例を挙げてみると
ここまでYWTについてご紹介してきましたが、文字の説明だけではイメージしづらいと思います。
ここからは私が実際にYWTをやってみますので、これを見てよりイメージを深めてもらえたらなと思います。
例:私のお題
私は実際にやっているこのブログで、「先月のブログ」をテーマにYWTをやってみます。
例:シートの用意
まずは、シートの用意ですね。
さっきのをそのまま使おうと思います。
例:やったこと
続いて、やったことですね。
先月に実際にやったことは、以下の通りです。
これをシートに書き込みます。
例:分かったこと
続いて、分かったことですね。
やったことを踏まえて、分かったことは以下の通りです。
これをシートに書き込みます。
例:次にやること
最後に、次にやることです。
ここまで書き出したことをどう活かすかを考えます。
- リピーターを作るための対策を考え直す
- ターゲットをもう一度絞り直す
- Twitterの発信内容を変える
- Twitterにおけるニーズを調査をする(ニーズに当てにいく)
- SEOに載った記事と他の記事を比較する
- Twitterの絡み方を変える
これをシートに書き込みます。
KPTとYWTどっちがいいの?
ここまでYWTをご紹介しましたが、結局KPTとYWTどっちを使えばいいの?って思いますよね。
今からその謎をご紹介していきます!
KPTとは
それをご紹介する前に、まず、KPTを知ってもらいたいので、こちらの記事をご覧ください。
あ、もちろん知っている人は飛ばしてください!笑
sacchimarketing.hatenablog.com
上記の記事の中の「全体からわかること」にも記載していますが、KPTでは、行った内容について記載するところがありません。
その結果、YWTでいうYの部分が抜けがちになり、大きい出来事のみを振り返りがちになります。
また、KeepとProblemでは、Problemに目が行きがちになります。
そのため、KPTはなかなかうまくいかないことが多いようです。
結論
で、結論はどうなんだってなりますよね?
こっちがいい、という結論はありません。
「え?」って思う方もいるかと思いますが、今回の2つ以外にも、フレームワークには同じようなものがいくつか存在します。
それも全て、この時はこれ、という明確な使い分けはありません。
なぜかというと、その時の状況やメンバーによって使い分けるためです。
ですから、その時その時によって使い分けたり、使いわけが難しい場合は、両方やってみるというのも一つのやり方だと思います!
まとめ
最初にYWTの概要を見た時に、「え?日本語やん!!!笑」って思いませんでしたか?
フレームワークで日本語からできているものって、あるんですね。
私は、初めて見ました。笑
やはり日本語でできていると、受け入れやすいですし、覚えやすいですね。
私は、KPTよりこちらを使っていきたいなと思います。
YWTというのは、PDCAを回すのに最適なやり方だと個人的に思います。
ぜひ、皆さんもこまめにPDCAを回して、仕事だけでなく、様々なことでいい方向に進んで欲しいなと思います!